ファッション

09.01.29 UPDATE

適正な価格設定と
ハイクオリティな着心地

ORIAN(オリアン)

イタリアの既製シャツブランドのなかでも根強い人気を誇る「オリアン」。創業者の故ジャン・ガエターノ・オリアン氏によって、北イタリアのヴェネチア近郊で創業して以来、シャツそのものが主張する過度な装飾を排して、着る人の個性を引き出すシャツ作りに徹してきた。
オリアン氏は自らの名を冠するこのブランドを立ち上げる前は、マシンメイドによる上質なシャツで有名なG社で修行を積んだらしい。そんなシャツ作りの背景があるためか、これらのシャツの価格設定も2万1000円からとコストパフォーマンスが高い。
手縫いを随所に盛り込んだルイジ・ボレッリやフライといった高級シャツブランドも魅力だが、実用性とクオリティのバランスがよく、気軽に毎日着られるシャツとなると、やはり「オリアン」ということになる。工程はマシンメイドが中心であるが、シャツ地の品質もよく、縫製が丁寧、しかもシルエットが綺麗ということもあり、取り扱うショップでも評価が高い。
「肌に密着するものだけにセカンドスキンのように快適に着用できること。そのためにも慎重に裁断し縫製しなくてはならない」という創業者の意思がしっかり受け継がれているという証だ。つまり伝統的な職人技術と機械技術を融合させたシャツ作りによって、着心地の良さを実現したブランドなのである。
さて、今回紹介しているシャツはぜひ素肌の上に羽織ってほしい。シャツのカッティングや生地のクオリティを体感するにはアンダーシャツは着るべきではない。よほど寒がりの人でないかぎり、シャツを直接着るメリットは大きいのだ。
また、ビジネスシャツの基本は白色と日本では昔から言われてきたが、欧米で実際に真っ白のシャツを着る機会は少なく、ブルー系のシャツがもっとも出番が多いとされる。ネイビーとグレーのどちらのスーツとも相性がよく、もっとも役立つ色が写真のようなブルーなのである。
イタリア製でありながら、気軽に着用できる価格設定と着心地の良さ。「オリアン」のシャツはビジネスマンにとってまさに理想のシャツと言える。現在のクオリティを保っているかぎり、人気はこれからも変わらないだろう。

文:倉野 路凡 写真:笠井 修

ORIAN(オリアン)

アイテム:シャツ
素材:コットン100%
製造国:イタリア
価格:ギンガムチェックシャツ 2万3100円、ストライプシャツ 2万3100円、ドレスシャツ 2万1000円
※全て3月上旬展開予定

お問い合わせ:

ギンガムチェック:伊勢丹新宿店 TEL.03-3352-1111(代)
ストライプシャツ:40CARATS&525 青山路面店 TEL.03-3408-8562
ドレスシャツ:エリオポール代官山メンズTEL.03-3464-6480