ファッション

10.01.14 UPDATE

ハンドリンキングをも凌駕する
至高の技術力と穿き心地

HALISON(ハリソン)

HALISON(ハリソン)のソックスは品質が良く、とても穿きやすく、おまけに価格がお手頃というのが魅力だ。やはりヤル気のある老舗メーカーは違う。HALISON は1925年に靴下工場を設立し、1966年からHALISONブランドをスタートさせている。このブランドは以前からトラッド専門店で扱われていたこともあり、品質にこだわるうるさ型をも納得させてきた経緯がある。昔からのファンは定番のアーガイルソックスやクルーソックスが頭に浮かぶはずだ。
最近のHALISONのエポックメーキングな商品といえば、なんといってもクラシックリンキング仕上げのソックスだ。この仕上げの特徴は、つま先(足指の上部)を機械で一目ずつ自動縫製することによって、余分な縫い目がなくなり、穿いたときにゴロツキ感がないのである。
じつは25年ほどこのブランドのソックスを穿いてきたが、縫い目のゴロツキを感じたことはなかった。たぶん足の甲が薄いせいかもしれない(笑)。何もここまで頑張らなくてもと思ってしまうのだが、たしかに足の形状や靴へのフィット感は個人によって異なるため、少数ながら気になった人がいたのかもしれない。こういった人たちに対してなのか、あるいは純粋なソックス作りへの情熱からなのか、商品開発の動機は不明だが、ソックスメーカーとしての品質への追求心には本当に頭が下がる思いである。
さて、このクラシックリンキング仕上げを可能にしたのが、イタリアのマテック社から導入した最新式トウ・クローザー付きリブ編み機Perfec Toe(パーフェクトウ)だ。イギリスのソックスブランドの一部が現在でも手作業によるハンドリンキングを行っているが、同様の仕上げを機械を使って行っているわけだ。手で縫っているから優れているというものではない。大切なのは完成度の高さなのである。
それにハンドリンキング仕上げの海外製ソックスはかなり高額。とうぜん日常穿きには適さない。その点、HALISONのこのソックスはリーズナブルな価格設定だと思う。ピカピカに磨き上げたドレスシューズを履くときにぜひ「スーピマ リブホーズ クラシックリンキング」を穿いてほしい。繊細なタッチと品のある光沢感など、スーピマコットンならではの魅力に満ちている。これはおすすめの逸品!

文:倉野 路凡 写真:猪又 直之

つま先を機械で一目ずつ自動縫製することによって余分な縫い目なく仕上げられている。

HALISON(ハリソン)

アイテム:スーピマ リブホーズ クラシックリンキング
カラー:チャコール、ブラウン、ボルドー、ネイビー、ブラック
細番手84番双糸の高級スーピマ綿シルケット加工糸を使用
価格:1575円

お問い合わせ:

ハリソン
TEL.03-5292-6595
http://www.halison.co.jp

※この情報は、2010年1月14日の情報です。