06.08.02 UPDATE
世界遺産の王宮をモチーフにした
世界限定750本の希少な逸品
ナポリから北へ約33km。カンパニア州カゼルタ県の県都カゼルタの近郊には1997年に世界遺産に登録された王宮がある。「ナポリ王国のベルサイユ」と称されたこの18世紀最大の王宮は1750年、ブルボン王朝のシャルル三世の命を受けた建築家ルイジ・ヴァンヴィテッリがベルサイユ宮を参考に設計したもので、1752年に着工され、シャルル三世死去後の1780年にほぼ完成。以後、同家の貴族らによって春・秋の離宮として使用されたという。その規模たるや壮大で、5階建ての建物の中に約1200もの部屋があるというから驚く。また、王宮から約3kmにもわたって伸びる広大な英国式庭園には長大な水路や高さ約150mもの人口の滝などがレイアウトされ、訪れる者を圧倒する。
さて、写真のグラマラスな万年筆「ラ・チッタ・レアーレ」は、そのカゼルタの王宮をモチーフにした、デルタ(1982年、南イタリアのパレーテにて創業)のスペシャルリミテッドエディションである。キャップの天冠にはシャルル三世のレリーフが、また、キャップリングにはカゼルタ王宮のレリーフが設けられており、それらがセルロイドの美しいマーブルと相まって、このペン全体の印象をノーブルで重厚なものに見せている。ちなみに、この個性的なマーブルパターンを見せるセルロイドはデルタの工房で約10年もの間、熟成された貴重な素材であるという。
生産数はわずかに世界限定750本。いずれにもデスクキャップ(これの台座にも王宮のレリーフが施されたシルバーのプレートが取り付けられている)や、このペンを入れてディスプレイできるスペシャルケースなどが付属し、単に「書く」ことの快楽のみならず、「愛でる」ことの悦楽をも提供してくれるのだ。
豪華絢爛たるカゼルタ宮に劣らぬ華麗なる美を身にまとった、この「ラ・チッタ・レアーレ」を眺め、手にしつつ、イタリアン貴族たちの贅をつくした日常を想像してみるのも楽しかろう。
文:山田 純貴 写真:綿屋 修一
DELTA(デルタ)
| アイテム:万年筆 品番:DECRL1KS モデル名:LA CITTA REALE 1KS(ラ・チッタ・レアーレ 1KS) 胴軸・キャップ素材:セルロイド(マーブル調)×スターリングシルバー(925) ペン先:18Kゴールド(F=細字、M=中字、B=太字) インク吸引方式:サイドレバー式 寸法:全長139.5mm(キャップ閉装時)、最大直径17.5mm 重量:45g カラー:ブラウンマーブルのみ 付属品:専用デスクキャップ、ボトルインク(ブラック)、スペシャルペンボックス(ペンディスプレーケース、ピクチャーフレーム兼用。W22×H15×D3.3cm) 生産数:世界限定750セット(シリアルナンバー付き) 生産国:イタリア 価格:157,500円(税込) |
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お問い合わせ:
ダイヤモンド
TEL.03-3831-0469
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