メンズバック&アクセサリー

07.07.17 UPDATE

カシミアニットの名門が提案する優雅で上質なビジネストート

現在、イギリスのバランタインと並ぶ高級ニットの名門と謳われるマーロが産声を上げたのは意外に新しく、それはまだスコットランド産ニットが全盛だった1973年のことだった。「手は見たいと願い、目は愛撫したいと願う」というなんとも詩的なキャッチフレーズを掲げ、スコットランド産に引けを取らぬ高品位のイタリア製カシミアニットを世に送り出すべくフィレンツェに創設されたのだ。内モンゴル高原産山羊のトップグレードの毛を原材料にした同社のカシミアはソフトな着心地と美しい発色が特徴で、なかでも細く長いがヨレにくく、伸縮性と復元性に富んだ定番の33ゲージニットはその極上の風合いにより、世界中の人々を魅了している。
ところで、マーロはこうした高級ニット製品に加え、鞄、革小物などのアクセサリー、およびクッションなどのホームウェアも展開している。ここで紹介するビジネスバッグもそうしたアイテムのひとつで、この秋冬の新作である。元来はニットのブランドであるだけに、これまでクロージングはカジュアルが中心だったが、この秋冬、初めてビジネススーツを投入。それに合わせるアイテムとしてビジネスバッグが5型リリースされたのだが、本品はそのうちの、近年人気の高いビジネストート・タイプである。メインコンパートメントは1室で、インポケットも1室というシンプルな構造で、横マチが台形のボックスマチであつらわれた自立タイプである。一見すると重厚な趣なのだが、実は手に持つと意外にも軽く、また、握り良好なハンドルや本胴に施されたコバ仕上げも美しい。
しかもトート・タイプとあって、ビジネス使いにはもちろんのこと、休日のカジュアルな装いにも違和感なくマッチするので、オン&オフ問わずに幅広く使用できるのが嬉しいのだ。そしてマーロのスーツやニットウェアと組み合わせれば、エレガントで上質な大人のためのプレッピースタイルが出来上がるというわけなのだ。

文:山田 純貴 写真:綿屋 修一

MALO(マーロ)

アイテム:ビジネストートバッグ
品番:G706-0780
外装:型押しカーフ
内装:ナイロン(ブランドロゴのモノグラム入り)
金属パーツ:差し込み錠、手カン(ニッケル製サテン仕上げ)
収納部:メインコンパートメント1室(ブリーフホルダー1室内蔵)
サイズ:W39.5×H30×D12.5cm
カラー:黒のみ
製造国:イタリア
価格:21万円

お問い合わせ:

マーロ銀座本店 TEL.03-5537-5411