メンズバック&アクセサリー

07.09.25 UPDATE

愛らしいまぁ〜るいフォルムは好感度抜群で、子女受けヨシ!

 「う〜ん、可愛い形だなぁ」と、目にするたびに無意識に口にしてしまう。はやり言葉の「カワイイ」は軽薄に思えて嫌いだけれど、ポキットの丸みを帯びたフォルムは、なにはともあれ「可愛い」のだから仕方がない。
  1999年、親日家でもあるバイオード&クレア・オデュオール夫妻によってロンドンで設立されたポキットは、アメリカの建築家バックミンスター・フラー氏によるドーム状建築物「ジオデシック・ドーム」に影響を受けた3Dデザインの鞄を展開する、大変個性的なブランドだ。代表作のショルダーバッグ「クラシック・カプセル」にも採用されている、その3Dデザインとは全体にドーム状に膨らみを帯びた身頃の立体的形状のことで、これがこのブランドの存在を唯一無二なるものにしている。
  と、こう聞けば、なにやら子供っぽい鞄を思い浮かべてしまうのだが、ポキットのエラさは決して安っぽさにおちいることなく、素材の風合いを巧みに活かし、丁寧に仕立て上げることでみごとにクラス感が表現されている点にある。したがって、たとえばミドルエイジの男がたすき掛けなどしても全く違和感がないばかりか、女性からはウィットのある好印象なスタイルに見えるに違いないのだ(本当に!)。
  というわけで、この秋冬に登場したポキット初のブリーフケースである。「ああ、ポキットだなぁ。可愛いなぁ」と、また言ってしまおう。例のふっくらした胴がちょっとユーモラスな、マチ幅たっぷりのどっしりクン。真正面から見ると、やや台形をしており、しかもシルエットが曲線的なのでクッションのようだ。次に横から眺めると、いわゆるボックスマチのデザインで、それゆえにしっかり自立してくれる。また、大きく開口するよう、天ジッパーの両端にステイが付いているのだが、これがやたらとデカくて愉快だ。
  外装は英国伝統の素材であるブライドルレザーで、2室構造のコンパートメントはポキットのロゴカラーである赤いコットンでライニングされている。おまけに2室の中仕切りをクッション内蔵の収納スペースにしているので、ノートパソコンも収納でき、いまどきのビジネスマンのニーズにしっかり応えている。
  ブライドルレザーというクラシカルな素材を使いつつも、ポップテイストにデザインされた、このブリーフケース。たしかに個性的ではあるけれど、いきすぎていないデザインゆえ、ビジネスシーンで躊躇なく使え、しかもクライアントや職場の上司の好感度も特大である。それから、もちろん女性たちにも、だ。

文:山田 純貴 写真:綿屋 修一

POKIT(ポキット)

アイテム:ジップオープンブリーフケース
モデル名:BRIEFCASE I(ブリーフケース1)
品番:LE-42
外装素材:ブライドルレザー
内装素材:コットン
収納部:メインコンパートメント2室(メインポケット1室、ジップポケット1室、携帯電話ポケット1室、ペンホルダー4室内蔵)
サイズ:W43×H31×D18cm
カラー:ダークハバナのみ
製造国:ポーランド
価格:18万9000円

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