メンズバック&アクセサリー

07.10.09 UPDATE

デイリーに短期出張に!
エグゼクティブのための極上クラシコ鞄

 イタリアの伝統的な縫製技術を持つ衣料メーカーなどで構成されるクラシコ・イタリア協会の会員のうち、唯一の鞄&革小物ブランドとなるトラモンターノは1865年、ナポリで服飾雑貨の工房として創業。その品質は他社の追随を許さぬものとされ、20世紀初頭には欧州各国のセレブらから愛顧を得るまでとなった。第一次世界大戦後、アルド・トラモンターノ氏が自身の仕立て技術を活かした鞄、革小物、ベルトなどの製作をスタート。リペアなどのアフターサービスにも注力することで顧客との確固たる信頼関係を築き上げた。
  1990年代に経営が「アントレプレナーズ・グループ」に移ると世界市場に大々的に進出。現在、顧客リストにはデンマーク女王マルグレーテ2世、ヒラリー・クリントン、ウディ・アレン、トム・クルーズ、ジャック・ニコルソン、ヴィンセント・ギャロ、デビッド・ボウイ、ルー・リードとそのパートナーのローリー・アンダーソンなどそうそうたる著名人たちも名を連ねている。また、昨今では丸めたり折りたたむなどしてコンパクトにまとめ、サブバッグと して持ち運べるフォールディングタイプのロールバッグがヒットし、日本でもその知名度が高まっているところだ。
  写真はそんな注目ブランド、トラモンターノのブリーフケースである。外装のオイルドレザーは皮革の一大生産地であるトスカーナ地方のフィレンツェ郊外サンタクローチェでなめされたトラモンターノのエクスクルーシブ素材である「サンタクローチェレザー」と呼ばれるタンニンレザーだ。この革はなめしの段階で2〜3ヶ月間、地中に埋めてアク抜きするという、この地方伝統の製革法による最高級皮革であり、使い込むことで色が深まり、光沢を帯びていくエイジングレザーなのである。
  また、ライニングにはメインコンパートメントのみならず、前胴に設けられた2室のエキストラポケットにもスエードを使い、クラス感を表現。フラップの留め金具には1対の差し込み錠を採用し、イタリア鞄らしいややカジュアルで軽快な表情を醸し出している。ちなみに後胴のジップ付きマガジンポケットはL字状に2方向が開口するユニークな構造だ。
  メインコンパートメント2室のゆったりした収納量で、各種オーガナイザーも充実。自立タイプである点も嬉しい。デイリービジネスにはもちろんのこと、この収納力なら1ナイトオーバー程度の出張にも十分対応してくれるだろう。行動派のエグゼクティブに使いこなしていただきたい逸品である。

文:山田 純貴 写真:綿屋 修一

TRAMONTANO(トラモンターノ)

アイテム: フラップオーバーブリーフケース
外装: サンタクローチェレザー
内装: スエード
収納部: メインコンパートメント2室(ジップポケット1室、携帯電話ポケット1室、カードポケット2室、ペンホルダー2室、その他)、フロントエキストラポケット2室、バックジップポケット1室
錠前: 差し込み錠
サイズ: W41×H31×D18.5cm
カラー: ブラック、ベージュ、ダークブラウンの3色展開
価格: 13万6500円

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