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07.10.17 UPDATE

周囲の空気が和らぐ独創的デザイン

 アイウエアで人気のテオ(THEO)から面白い筆記具が発売されている。この「THEO STYL-O」(テオ スティロ)は筆記具とは思えないような丸みのあるフォルムが特徴で、とても独創的だ。これはテオの社長ウィム・ソーメルスのアイデアをもとに、パトリック・フートがデザインしたもので、フランスの筆記具メーカーのジャン・ピエール・レピーヌが製作している。つまりテオとレピーヌのコラボレーションモデルというわけだ。
  この筆記具が生まれたきっかけは、ウィム・ソーメルスがホイットニー美術館で見たジャン・ピエール・レピーヌの筆記具「ZIG ZAG」に一目ぼれしたことにはじまる。これはかなり以前ことで、テオブランドをスタートさせた頃の話だ。当時ウィム・ソーメルスは美術館で見た筆記具と同じものを購入し、大切な契約書にサインするときに使うほど惚れ込んでいた。テオが手がけるメガネと同じく、「言葉に依らないコミュニケーション手段」だったと当時を振り返っている。
  そんな経緯から2006年に誕生したのが「THEO STYL-O」(テオ スティロ)である。先端のドリルのようなデザインはレピーヌの「ZIG ZAG」に似ているが、これは敬意の表れであり、オマージュなのである。ボディは後ろ側が極端に太くなっていて、まるで蟻のような形状をしている。ちょうどその後部からクリップが出ていてとてもユニークなのだ。きっと人間工学に基づいてデザインされたものだと思ったら、あくまでもデザインを優先した結果だという。だからこそこんな可愛いフォルムが可能だったのだろう。このボディだが、当初はメガネと同じアセテート・セルロイドで作る予定だったそうだが、技術的に難しく、アルミニウムとプレキシグラス(硬質アクリル樹脂)を使っている。その結果、カラーバリエーションも豊富で、とても魅力的な色彩効果をもたらしている。
  たしかにこんな面白い筆記具を、スーツの内ポケットから取り出したらコミュニケーションもうまくとれるに違いない。なんといってもあのレピーヌが手掛けているだけに筆記具としてのクオリティは折り紙付き。巷にありがちな安っぽい作りでないところがいい。

文:倉野 路凡 写真:綿屋 修一

THEO(テオ)

アイテム: ボールペン
モデル名: THEO STYL-O(テオ スティロ)
胴軸: アルミニウムとプレキシグラス(硬質アクリル樹脂)
カラー: イエロー、レッド、グリーン、オレンジ、ハードスチール、ブラック、ブラック/ホワイトマーブル、レッド/ブルーマーブル、レッドマーブル、ブラウン/グレーマーブル、イエローマーブル
製造国: フランス
発売年月: 2006年5月
価格: 各2万7000円

お問い合わせ:

テオ・ジャパン
TEL.045-290-0367
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