アクセサリー

08.01.16 UPDATE

木の美しさと、メタルの輝きが
高級感を演出する

 以前、ジャン・ピエール・レピーヌの「Free Ride」を紹介したことがあった。ファッショナブルなモーターバイクを思わせる強烈なデザインが印象的だったが、今回は一転して落ち着いた雰囲気の「インディゴメタルウッド ボールペン」を紹介したい。その前に簡単にレピーヌについて簡単にふれておくと、デザイナーであるジャン・ピエール・レピーヌの工房はスイスとフランスの国境にあるジュラ渓谷のサン・リュピサンにある。ジュラ渓谷といえば老舗の時計メーカーの工場があることでもよく知られているが、昔からアルチザン(伝統職人)を輩出してきた地域である。そんな土地柄のせいか、レピーヌの製品には優れたものが多い。おそらく工房内に高い技術をもつ職人がいるのだろう。斬新なデザインだけでなく、技術の高さをもっと評価すべきブランドである。
  さて、このボールペンにはパイプの名産地として知られるジュラ地方ならではの素材を厳選。ココボロとブライヤーウッドの2種類の木材を使って、まるでパイプのように職人が1本1本丁寧に作り上げている。なんともユーモラスな名のココボロは、一般的には中南米産のマメ科の木で、硬く重いが、含まれている油分は多く比較的加工しやすい。よく耳にするローズウッドに近い木のようで、はっきりとした美しい木目が特徴だ。このココボロを使った製品は2モデルあり、すべてココボロの「ココボロ」と、ココボロをツイストさせて、キャップ(実際にはキャップとしての機能はない)をメタルにした「ココボロツイストメタル」がある。一方のブライヤーウッドはおもに地中海沿岸に自生するツツジ科の木で、その根の部分。パイプの素材ではよく知られている。この根のどの部分を使うかで木目がいろいろと変わるようである。こちらのブライヤーウッドを胴軸に使い、キャップをメタル仕様にしたのが「ブライヤーウッドメタル」。ココボロのモデルに比べて明るく、軽やかな雰囲気に仕上がっている。
  他ブランドでも木を使った筆記具はあるが、どちらかというと重厚な雰囲気に仕上がっているものが多い。レピーヌの場合はさすがにデザインセンスがずば抜けていて、ココボロをねじったように加工したり、キャップをメタルにしたり、カーブしたクリップを配することで、木の重みを感じさせないデザインになっている。万年筆ではなく、ボールペンということもあり日常気軽に使えるはず。さらに全長約11cmとコンパクトなので男女関係なく使えるだろう。

文:倉野 路凡 写真:綿屋 修一

JEAN PIERRE LEPINE(ジャン・ピエール・レピーヌ)

アイテム: ボールペン
シリーズ名: インディゴメタルウッド ボールペン
モデル名: ココボロ、ココボロツイストメタル、ブライヤーウッドメタル
キャップ&胴軸: ココボロ、メタル×ココボロ、メタル×ブライヤーウッド
機能: 回転式
製造国: フランス
価格: 各1万2600円
(専用ボールペン芯)630円

ダイヤモンド TEL.03-3831-0469