アクセサリー

08.02.15 UPDATE

sozo_commに選ばれた世界基準の筆記具

国内の筆記具メーカーのトンボ鉛筆から2006年に発売された「ZOOM」が、「sozo_comm」の選定商品に選ばれた。この「sozo_comm」というのは日本の生活関連産業(日用品)が世界で通用するブランドを構築するため、経済産業省が補助事業として行っている「生活関連産業ブランド育成事業」のこと。対象となるのは文具だけでなく、家具やインテリア、寝具など多岐にわたっている。で、今回が記念すべき第1回目ということで昨年の7月から書類審査を実施(88社の商品が通過)して、11月には現物を見ての審査が行われた。その結果、全国44社の商品が選ばれたという。文具の分野ではTOMBOWの「ZOOM」だけ。意外と厳しい審査のようで、選ばれた製品も、「なるほど〜」というモノだ。
今回は「ZOOM」のなかでも高級ラインの「ZOOM 101」を紹介したい。最大の特徴は軽量カーボンファイバーをボディに使っていること。そして金属パーツにはマットなジュラルミンを採用している。全体のラインはスッキリとモダンな雰囲気に仕上がっていて、これまでの日本製の筆記具にはないインダストリアルな世界観を漂わせているのだ。とくにクリップの形状がいい! もう少し具体的に説明するとカーボンファイバーシートを何層も重ねて加熱処理して強度を増している。鉄の10倍の強度があり、しかも重さは1/5。クリップのジュラルミンも無垢材を使用していて鋼材に匹敵する強さがあるそうだ。長期の使用に耐えるように高耐久のスプリングを採用している。このように頑強な素材を使いながらもスマートなデザインに仕上がっていて、しかも軽い。これなら男女関係なく使えそうである。アイテムは万年筆、水性ボールペン、油性ボールペンの3モデルを展開。最初は日常気軽に使えるボールペンがいいかも。
ご存知のようにこういったデザインは歴史的にドイツが得意としているのだが、なかなかどうして、日本も負けていない。この「ZOOM」が引っ張っていってほしい。

 

文:倉野 路凡 写真:綿屋 修一

TOMBOW(トンボ鉛筆)

アイテム: 万年筆、水性ボールペン、油性ボールペン
シリーズ名: ZOOM
モデル名: ZOOM 101
胴軸: アイテム共通/カーボンファイバー、マットブラック仕上げ
メタルパーツ: アイテム共通/ジュラルミン、マルマイト仕上げ
クリップ: アイテム共通/ジュラルミン無垢材、高耐久のスプリング式
万年筆: ペン先はステンレス鋼ロジウムメッキ、筆記ポイントはイリジウム溶着、ペン先の太さはF(細字)、M(中字)、インク吸入方式はカートリッジ式
製造国: 日本
発売年月: 2006年9月15日
価格: 万年筆2万1000円(税込)、水性ボールペン1万5750円、油性ボールペン1万5750円

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