アクセサリー

08.02.20 UPDATE

衛兵をモチーフにした、
英国ならではの伝統かつモダンなフォルム品

昨年発売されたダンヒルの新しいペンコレクション「センチュリーマン」。シンプルなフォルムのなかに力強さが共存し、高級感溢れる筆記具に仕上がっている。とくに印象的なのは帽子のような形をしたキャップ先端部分。どこか懐かしいクラシックなデザインだが、「sentryman」(衛兵)からインスピレーションを受けて作られている。お酒のラベルにもなっているので知っている人も多いであろうが、おそらくこのキャップ先端部の形は、ロンドン塔の衛兵「ヨーマン・ウォーダー」(通称ビーフィーター)がかぶる帽子だろう。あの有名な近衛連隊がかぶる高い帽子ではないが、「センチュリーマン」は英国の由緒正しき衛兵をイメージした筆記具なのだ。
コレクションのなかでも素晴らしいのが限定モデルとして販売された万年筆「アフターダーク」だ。なんとボディを黒いスワロフスキーのクリスタルファブリックで覆い、キャップの頂には「d」のロゴを浮かび上がるように、112石ものホワイトダイヤモンドがギッシリと埋め込まれている。これほどダイヤモンドに埋め尽くされたキャップというのは他にないだろう。ちなみに一般販売される「センチュリーマン」のペンコレクションは、ブラックレジン×パラジウム、ブラックレジン×ゴールドメッキ、エンジンターンのパターンを施したパラジウムタイプ、カーボンファイバータイプの全4ラインでの展開。どのラインも素材とデザインにこだわりモダンな雰囲気が漂っている。
これらのスタンダードなコレクションに比べると、この限定モデルがいかにラグジュアリーかがわかってもらえるはず。当然だが価格も71万4000円と少々高い。それでも世界限定112本という希少性と、筆記具の王様である万年筆ということを考えれば納得できる価格なのかもしれない。通常のビジネスシーンで使うというよりも、書斎で密かに愉しむための特別な万年筆といったところだ。

 

文:倉野 路凡 写真:綿屋 修一

dunhill(ダンヒル)

アイテム: 万年筆
シリーズ名: センチュリーマン
モデル名: 限定版モデル「アフターダーク」
胴軸: スワロフスキーのクリスタルファブリック
キャップ: パラジウム、112石のホワイトダイヤモンド
クリップ: パラジウム
ペン先: 18金ニブ
インク吸入方式:カートリッジ/コンバーター両用式
製造国: スイス
価格: 71万4000円
世界限定112本

お問合せ:
ダンヒル/リシュモン F&A ジャパン
TEL.03-4335-1755