アクセサリー

08.07.10 UPDATE

スマートなフォルムと気品あるカラーリング!
日本本格上陸ブランドのお値打ちアタッシェ

 写真のアタッシェ。外装はフルレザーです。アンティーク仕上げの発色が美しく、とてもエレガントです。イタリア製です。で、いくらくらいだと思いますか? ヨーロッパ製品が軒並み価格高騰しているこの御時世ですから、余裕で十数万円はするだろうと、そう思ってしまいますね? でも、喜ばしいことに、これが消費税込みでアンダー10万円というお値打ちなんです。レザーアタッシェに憧れをもちつつも価格面で購入を躊躇してきたビジネスマンは少なくないと思われますが、そうした"アタッシェビギナー"に、これはお薦めです(もちろんアタッシェ通にもお薦めします!)。
 でも、どのブランドの製品かが気になりますよね?
これは、このたび日本初上陸を果したばかりの、イタリア・フィレンツェの鞄メーカー、プラテージのオリジナルなのです。
 プラテージ社のルーツは第二次世界大戦終結からほどない1948年のローマにさかのぼります。この年、映画業界に身を置くことになったフィレンツェ出身のエジディオ・プラテージ氏が、『クオ・バディス』なる映画の製作においてコスチュームデザイナーとしてのキャリアをスタートさせたのです。やがて、こうした経験をベースにベルトやキーケース、フォトフレームなどの革小物を製作するための工房をローマのプラティ通り沿いに開き、鞄の製作も手掛けるように。1960年代には好況を背景にプラテージ社は発展を遂げ、結果、生産規模を拡大するため、創業者の出身地で、質の高い皮革素材が入手しやすいフィレンツェに工場を移しています。
 現在、同社は鞄専業のファクトリーとして、スーツケースやアタッシェケースなどの、いわゆる"箱もの"やブリーフケースなどを生産。オリジナルのみならず、そうそうたる一流ブランドのOEM製品も幅広く手掛け、ことに近年ではペローニの鞄を供給していることでその名が広く知られるようになりました。ちなみにペローニは古美術品の復元・修復にたずさわりつつ、高級革小物を生産するフィレンツェの名門ファクトリー兼ブランドで、日本でもドーム状のフタをもつ、愛らしいコインケースが大変人気です。
 つまり、写真のアタッシェケースはペローニなど名だたるブランドから絶大な信頼が寄せられているイタリアンバッグの名門メーカーの製品。その品質と信頼性の高さは全く文句なしのレベルといえるのです。
 とはいえ、ことにこの鞄を初めて目にした者にとってより印象深いのは(前述でも触れたように)プレーンでスマートなデザイン&フォルムと、革の美しさかと思われます。こうした薄マチのアタッシェはもっか、ちょっとしたトレンドですが、ことに本品はコーナーを流線にし、錠前を天マチから横マチに移すなどしてスッキリした外観にすることで、実際以上にスリムに見せているのが特徴といえるでしょう。そして何といっても、セミガラス仕上げによってもたらされた光沢と繊細な濃淡を見せるカラーリングが織り成す、宝石のような優美で気品ある革の表情! その透明感あるアンティーク仕上げが、この鞄全体の印象をさらにステイタスのあるものにしていることは間違いありません。
 まぁ、イタリアの鞄ブランドは多々あるのですが、メンズ・ビジネスバッグでは久々の大物登場です。今回、このアタッシェと共に、マチ幅たっぷりのダレスバッグも同時リリースされました(こちらも素晴らしい出来栄え。要注目です!)が、いずれ他のアイテムも追加されることでしょうし、今後の展開がなかなか楽しみなブランドの日本デビューといえるでしょう。

文:山田 純貴 写真:平野 多聞

外部からの衝撃から収納物を保護すべく、ライニングの裏に緩衝材を内蔵。ブリーフポケットとなるディバイダーは、左右に設けられたレザーストラップのスナップを外すことで大きく開口する。

3桁ダイアル式コンビネーションロック付き横引き錠が、左右の両横マチに装備されているのがユニーク。これにより、手提げにした際、天マチをスッキリとスタイリッシュ見せることができるのだ。

PRATESI(プラテージ)

アイテム:アタッシェケース
品番:PS0317I
外装:セミガラスレザー「ラディカ」
内装:ピッグスキン
フレーム:樹脂製
金属パーツ:真鍮製。両横マチに3桁ダイアル錠内蔵横引き錠を装備
収納部:メインコンパートメント1室(ブリーフポケット2室、オープンポケット1室、モバイルポケット1室、チケットポケット1室、カードポケット3室、ペン挿し3本分を内蔵)
サイズ:W44×H32×D7cm
カラー:ブラウン、レッド、ワイン(写真)の3色展開
製造国:イタリア
価格:9万9750円

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TEL.03-3423-2021
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