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09.01.14 UPDATE

ペリカンの魅力がまたひとつ増える
ミステリアスなバイオレットの誘惑

Pelikan(ペリカン)

 ペリカンの創業は1832年。父親がドイツのハノーバー家の宮廷画家だったことから、化学者カール・ホーネマンがハノーバーにある自分の工房で絵の具の製造を開始したのが始まりです。1863年に科学者ギュンター・ワーグナーが経営に参加。社名をギュンター・ワグナー・ペリカンとしました。
 1878年にはギュンター・ワーグナー家の家紋であるペリカンの母子像をモチーフにした商標を登録しました。今ではおなじみのペリカンの商標です。なお当時のヨーロッパでも商標登録は珍しいものだったようですが、それは自社製品の品質を保証するためのものでもありました。
 筆記具の製造に乗り出したのは1929年からです。最初の万年筆は緑のストライプの胴軸を持ち、14金のペン先と独特のインク吸入方式を採用した「モデル100」でした。
 このストライプを継承しているのが、ペリカンの代表シリーズ「スーベレーン」です。スーベレーンは大きく分けると5種類あり、それぞれ長さや胴軸の太さ、さらにはペン先の硬軟が違っています。また、スーベレーンの胴軸は手作業で作られるため、ストライプが1本1本微妙に異なっているのも特徴になっています。そのなかで日本人が日常で使用するのに最も適したサイズといわれているのが、スーベレーン600です。
 今回発売された「スーベレーン625 シルバー/バイオレット」は、一見ブラックのように見えるボディを透かしてみると、鮮やかなバイオレットが見て取れます。キャップはスターリングシルバーとバイオレットのラインの組み合わせ。おなじみのストライプこそありませんが、上品なイメージのなかに、どこかミステリアスな印象が漂っています。ペリカンならではの書き味を持つこの作品を手にしたとき、神秘的なバイオレットカラーの魅力に包まれた、上質な大人の時間が始まるに違いありません。
 なお、同じデザインのボールペンも同時発売。ペアで用いれば、ビジネスの空間に潤いが生まれるかもしれません。何はともあれ、スーベレーン625 シルバー/バイオレットの誘惑に、すなおに応じてみてはいかがでしょうか。

文:有澤 隆 写真:平野 多聞

Pelikan(ペリカン)

アイテム:万年筆、ボールペン
シリーズ名:Souveran625(スーベレーン625)
胴軸素材:樹脂(キャップはシルバー925&ラッカー)
ペン先:18K(ロジウム装飾)
機能:ピストン吸入式
サイズ:130 mm
製造国:ドイツ
価格:万年筆 8万4000円、ボールペン 5万2500円

お問合せ:
ペリカン・カスタマーコンタクトセンター
TEL.03-3836-6541