アクセサリー

09.01.20 UPDATE

往年の傑作フルハンドメイドフレームが完全復刻

OLIVER GOLDSMITH(オリバー ゴールドスミス)

'60年代〜'70年代にヨーロッパやアメリカで一世を風靡した英国のアイウェアブランドが存在しました。それが今回ご紹介のオリバー ゴールドスミスです。
オリバー ゴールドスミスの歴史は1926年、初代オリバー ゴールドスミスであるフィリップ・オリバー・ゴールドスミス氏がハンドメイドのべっ甲フレームを眼鏡店に供給したことに始まります。2代目オリバー ゴールドスミスのチャールズ・オリバー・ゴールドスミス氏がビジネスに参画した1935年から10年間は、英国軍に指定業者として製品を提供もしています。そしてファッションへの関心が高まり始めた'50年代に入ると、オリジナルのサングラスを展開。その傑出したデザインとカラーから『ヴォーグ』などのファッション誌で話題をさらい、ヨーロッパ各国でブレイク。'60年代〜'70年代には3代目オリバー ゴールドスミスことアンドリュー・オリバー・ゴールドスミス氏が中心となってデザインを手がけた、さまざまなアイウェアがファッション界をリードしました。たとえばマーガレット王妃、モナコ国王妃グレース・ケリー、ジャッキー・オナシス、女優オードリー・ヘップバーン、「ピンクパンサー」でお馴染の喜劇俳優ピーター・セラーズ、ジョン・レノンといった多くの著名人たちも同ブランドのアイウェアを愛用したのです。
さらに1980年には英国王室御用達となり、アンドリュー氏がダイアナ妃のためにデザインしたサングラスなどを製作するのですが、1990年頃からブランド展開が休止に。しかし、この伝説のブランドに対する止まぬリスペクトに応え、アンドリュー氏とその姪のクレア・ゴールドスミス女史により、2005年、みごとにブランドが再興されました。
と、このブランドがアイウェアの歴史において、いかに大いなる足跡を残してきた名門であるかがおわかりいただけたところで写真をご覧ください。これは、オリバー ゴールドスミスのメガネフレームを代表するモデルとなった名モデルのフルハンドによる完全復刻バージョンです。
ということで、筆者もこの「コンスル」というモデルをじかに手に取ってみることができました。実はこれはパターンオーダーによる完全受注生産品で、同じ「コンスル」でもマシンでの工程を取入れたハンドメイドによるレディメイドもあるのです。それぞれはさほど違いがないように見えますが、ノーズパッドが前者ではフレームと一体成型されたものであるのに対し、後者は後付けであったり、テンプル裏に記されたブランドが前者では往年の筆記体であったり、といった具合。しかも手に触れると、さらにその違いが理解できます。たとえば後者に比し、フルハンドメイドの前者はより肉厚で、非常に立体的です。聞けば、オリジナルと同様、厚さ6mmもの生地を使用しているのだそうです。また、表面の光沢感が繊細&なめらかで、大変心地よい手触り。まさに手仕事でなければ表現できない素晴らしい仕上がりなのです! もちろんレディメイドモデルも非常に美しい極上品なのですが、セミオーダーモデルはそれを上まわるクォリティ。オーラさえ感じられる逸品といえるでしょう。ちょっとお値段は張りますが、その投資に見合うだけの価値は十分。残念ながら写真では、その魅力が表せませんので、興味をもたれた方はぜひ一度、取り扱い店の「コンティニュエ」を訪ねてみてください。
ちなみに、セミオーダーですのでベストフィッティングが可能であるのはもちろんで、さらには好みのフレームカラーが選べて、飾りカシメの有無なども選択が可能とのことです。

文:山田 純貴 写真:平野 多聞

ウエリントンスタイルの「コンスル」。このパターンオーダー・タイプは6mm厚の肉厚生地を使い、手仕事で大変なめらかに仕上げられている。

パターンオーダー・タイプではノーズパッドがフレームと一体型で、また、テンプル裏に記されたブランドロゴが往年の筆記体になっている。

OLIVER GOLDSMITH(オリバー ゴールドスミス)

アイテム:メガネフレーム パターンオーダーサンプル
モデル名:CONSUL(コンスル)
フレーム素材:アセテート

「コンスル」のパターンオーダーシステム概要

サイズ:4段階(48、50、52、54)から選択可(テンプル長の調整も可)
蝶番素材:通常の合金(洋白)にゴールドメッキを施したオリジナル蝶番。
飾りカシメ:有無の選択可(有りの場合は10Kのカシメ)
フレームカラー:20色から選択可
その他のオプション:イニシャルの刻印可
製作期間:1カ月半〜3か月
価格:4万9350円〜 ※各種オプションの選択によりアップチャージ

お問合せ:
コンティニュエ
TEL.03-3792-8978
http://www.continuer.jp
http://continuer.blog9.fc2.com/