アクセサリー

09.04.08 UPDATE

著名なデザイナーとのコラボから生まれた
楽しくて手頃なローラーボール&万年筆

ACME(アクメ)

「ACMEはペンビジネスにおけるSWATCHのようだ」
 ニューヨーク近代美術館のディレクターであるラス・シャピロ氏は、アクメをこのように評しています。旧帝国ホテルの設計でも知られるフランク・ロイド・ライトをはじめ、チャールズ・レイ・イームズ、キース・へリングなど150人を超える世界的に有名なデザイナーたちが、80種類以上ものアクメのペンをデザインしています。そして誰もがポケットマネーで手に入れることができる価格に設定されています。まさしく著名なデザイナーとのコラボレーションと低価格で話題を提供している、腕時計のスウォッチによく似ています。
 アクメのもうひとつの特徴は、ペン先のグリップを交換できることです。アクメのペンは水性ローラーボールがベースですが、ペン先のグリップをコンバーターが付いた万年筆コンバージョンキットに交換すると、たちまち万年筆に早代わりします。1本で2つのペンを使い分けできるというわけです。
 今回紹介している製品は4種類。まずはフランク・ロイド・ライトのBRICKですが、これは1923年に設立された、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスにあるエニス邸の外壁ブロックをモチーフにしたもので、独特の幾何学模様が特徴的です。ただし、彼自身は1959年に他界しているため、フランク・ロイド・ライト財団からデザインライセンスの提供を受けて実現したモデルです。
 COLLINS AVENUEは、アルゼンチン生まれの有名な建築家であり大学教授でもあるアルバート・バーガーピラレスが、彼自身が設計したハワイ・マイアミのBeach Houseが位置するコリンズ通りをイメージしたもの。マイアミの雰囲気が伝わってきます。
 世界的に評価が高い韓国生まれのデザイナー、キム・ヨンセがデザインしたTEAGUKは韓国の国旗をモダンにアレンジしたもので、彼の優れたセンスの一端を示しています。
 建築だけでなく、家具や照明器具などのデザインでも人気が高いイタリア人デザイナーのミケーレ・デ・ルッキによるSCRAWLS CREAMは、筆記具というよりインテリアのようなデザインが魅力です。
 1本手にしたら、さらにもう1本欲しくなるに違いないアクメ。これを機会にコレクションを始めるのもいいかもしれません。

文:有澤 隆 写真:平野 多聞

ACME(アクメ)

アイテム:ローラーボール
胴軸素材:メタル
ペン先:ステンレススチール(クローム仕上げ)
機能:カートリッジ式
サイズ:134 mm(BRICK、COLLINS AVENUE)、137mm(TEAGUK、SCRAWLS CREAM)
その他:水性リフィル1本付属、別売コンバーションキット(4410円)で万年筆に変更可能。
ブランド:アメリカ
価格:8400円

お問合せ:
インターアクト株式会社 東京オフィス
TEL.03-3571-1018
http://www.acmestudio.jp