アクセサリー

09.04.28 UPDATE

ホーウィン・コードバンを使い、日本の熟練職人の手技で仕立てられた革小物の逸品

GANZO(ガンゾ)

メイド・イン・ジャパン再評価が謳われる昨今、革小物も"日本ブランドの日本製"が人気です。しかし、こうした気運が顕在化していなかった10年前、他社に先駆け、日本の職人の手仕事による革小物を展開すべく、AJIOKAによって立ち上げられたのがガンゾでした。
AJIOKAは1917(大正6)年、東京・日本橋牡蛎殻町で味岡順太郎氏が皮革小物の製造・卸売の会社として創業。オリジナルの展開とともに、1970年代以降は多くのライセンス商品も積極的に手掛けてきました。現在、いくつかのオリジナルブランドを展開していますが、そのメンズの最上級ラインが1999年にスタートしたガンゾです。最近こそ、日本の革小物は世界一と評されていますが、当時はまだ、そうした認識はなかったと記憶しています。が、創業以来、一流の職人たちの仕事ぶりとその製品を目の当たりにしてきたAJIOKAはいち早くそのことを認識し、彼らの技術を最大限に引き出すためのブランドを立ち上げたのです。以前、ガンゾの職人を取材する機会を得た筆者もその仕事ぶりに感銘を受け、「AJIOKAは本当に素晴らしい職人を抱えているな」と実感したものです。
前ふりが長くなりました。写真は、そのガンゾが靴素材として名高い米ホーウィン社のコードバンを使い、作りあげた革小物です。長財布と二つ折り財布は表版にはもちろん、内造り(見開き部分)にもこの素材を使用。
また、3点とも、いわゆる薄づくりです。たとえば何枚もの革が重なるカード段のコバも厚みを出さず、大変薄く仕立ててあるのですが、実はこれは非常に難度の高い手仕事を要するため、ごく限られた職人にしかなし得ぬディテールなのです。さらにそのコバは簡易なヘリ折りではなく、切り目にして、そこに日本伝統の磨きを施してあるため、見た目に美しくクラス感があり、耐久性にも富んでいます。
使うほどに色ツヤが増し、さらにしなやかになるコードバンの魅力に、AJIOKAがなによりも大切にしている職人たちの超絶的な仕立て技も堪能できる、このガンゾの「ホーウィン シェルコードバン」シリーズ。自信をもってお薦めできる極上革小物です。

文:山田 純貴 写真:平野 多聞

このシリーズでは、全製品にガンゾのブランドマークとともに、ホーウィン社から使用が認定された「HORWEEN GENUINE SHELL CORDOVAN」刻印が施されている。ちなみに「GENUINE」は「本物」の意味。

GANZO(ガンゾ)

シリーズ名:HORWEEN SHELL CORDOVAN(ホーウィン シェルコードバン)
品名:純札入れ(写真上段左)、単名刺入れ(写真上段右)、マチなし束入れ(写真下段)
表版:ホーウィン社製シェルコードバン
内造り:ホーウィン社製シェルコードバン
ポケット内装:ポニーレザー
コバ仕上げ:切り目磨き
カラー:ブラック、ダークブラウンの2色展開
製造国:日本
価格:純札入れ 4万8300円、単名刺入れ 1万8900円、マチなし束入れ 6万5100円

お問合せ:
AJIOKA
TEL.03-3861-5271
http://www.ajioka.co.jp

※この情報は、2009年4月28日の情報です。