アクセサリー

09.06.02 UPDATE

仕上げの美しさは、出色の出来映え。
ニューヨーカーを魅了した傑作の復刻モデル

EYEVAN(アイヴァン)

ハイステージで展開されるアイウエアの生命線は、フレーム表面の仕上げの美しさにある。とりわけアセテートフレームの場合は、メタルフレームに比べ表面積の多いフォルムを採用するため、その精度の差が如実に表れてしまう。
今回、紹介する日本のアイウエアブランド、アイヴァンのフレームが1980年代のアメリカでデビューを果たし、またたくまに現地のスノッブな人々やセレブリティに受け入れられた理由として、こうした仕上げの美しさが大きく影響していたことは想像に固くない。L.A.のオリバーピープルズ社のデザインチームが手掛けた美しいフォルムが強みになったことはいうまでもない。そこに、日本の鯖江市の工場で研磨された仕上げの美しさが加わり、洗練されたフォルムを際立たせていたからこそ、現地の目利きたちを唸らせたのだ。
左のフレームは、1991年にアメリカで発売され、好評を博した「E-50A」の復刻モデル。L.A.デザイン、鯖江生産というシステムを採用したフレームのクオリティの高さを印象づけた傑作は、今でも色あせて見えない。むしろ、曲線を多用した美しいフォルムとシャープな光沢が、安易にクラシカルなデザインを踏襲したフレームとは一線を画す存在感を放っている。
ちなみに、このフレームはN.Y.のマディソンアベニューで働く女性をデザインソースとしたユニセックスモデル。丸みを帯びた独特のフォルムは、男性がかけた際、テンプルのメタルデコレーションと相まって表情をやさしい雰囲気へと導く視覚効果を発揮してくれる。クラシック系フレームに新鮮味を求める方は一本、持っていたいフレームだ。

文:遠藤 匠(YUBUNSHA) 写真:平野多聞

フロントは、全体のボリュームを抑えながら、トップとブリッジ部にポイントを持たせたデザイン。大ぶりすぎず小さすぎもしない、非常にかけやすい玉型だ。

テンプルサイドからフロントにかけてのメタルデコレーションによって、クラシカルな印象を強めている。メタルパーツの光沢が抑えられている分、フレーム部の滑らかさが際立って見える。

EYEVAN(アイヴァン)

アイテム:眼鏡フレーム
モデル名:E-50A
フロント素材:アセテート
テンプル素材:アセテート
テンプル装飾素材:合金
レンズ寸法:W53×H36mm
フロント全幅:135mm
製造国:日本
価格:2万4150円

お問合せ:
EYEVAN TOKYO AOYAMA
TEL.03-5766-7427
http://www.eyevan.jp/

※この情報は、2009年6月2日の情報です。