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09.06.24 UPDATE

ペン先にチタンを採用した革新的なペン
オマスの技術力と想像力が生んだ傑作

OMAS(オマス)

 ペンの愛好家にとって、オマスはちょっと懐かしく、そして待ち焦がれていた名前かもしれません。新しく正規輸入代理店が決まり、3年ぶりに日本復活を果たしました。
 オマスの創業は1925年ですが、そのルーツは1917年に精密機械や万年筆の修理を手がけていたアルモンド・シモーニがイタリアのボローニャに万年筆作りの技術工房を設立したときにまで遡ります。オマスという名前は、イタリア語で「シモーニの技術工房」を意味する「オフィシィーナ・メカニカ・アルマンド・シモーニ」を略したものです。1926年に万年筆のボディに小さな医療用体温計を組み込んだ「ドクターズペン」を発売して高い評価を得ました。その後、12面体のボディを持つ「アルテイタリアーナコレクション」や、三角形ボディの「360コレクション」を発表。それらはオマスを代表する、そしてユニークなデザインのコレクションとして今なお高い人気を誇っています。
 今回、日本で新規に発売されることになったのは2006年に発表された「エモティカコレクション」です。エモティカとは、Emotion(感情)、Movement(動き)、Titanium(チタン)、Cautchouc Effect(ラバー効果)という、この作品のコンセプトを合成したもの。力強く美しい円筒形のボディにはソフトタッチのラバー仕上げを施し、意外性を形にした革新的でダイナミックな可動式クリップを備えています。そして何よりチタンを用いたペン先など、それはオマスの技術力と想像力の結晶と呼んでもいいでしょう。チタンからイメージする硬さはなく、弾力に富んだスムーズな書き味を生み出しています。ラバー仕上げのボディも、とてもやさしいグリップ感を約束してくれます。
 また、エモティカはイタリアのベニスに捧げるオマージュとして製作されました。クリップを開いてペン先を上にして立てると、尖塔が聳え立つあの有名なベニスのサンマルコ広場を思い起こさせてくれます。
 非常に現代的で革新的なデザインと、オマスならではの技術が支える心地よいタッチ。可動式クリップは、デスクに置くだけでも楽しい万年筆を演出してくれます。

文:有澤 隆 写真:平野 多聞

OMAS(オマス)

アイテム:万年筆
シリーズ名:EMOTICA Collection(エモティカコレクション)
胴軸素材:コットンレジン
ペン先:チタン
機能:コンバーター、カートリッジ両用式
サイズ:164mm
製造国:イタリア
価格:5万2500円

お問合せ:
インターコンチネンタル商事(株)
TEL.03-6230-2577

※この情報は、2009年6月24日の情報です。