アクセサリー

09.08.11 UPDATE

フランス製アイウエアの底力を感じさせる
OGAのコンビネーションフレーム

OGA(オーガ)

欧州における高級眼鏡産業の拠点は、今でこそイタリアとなっているが、その昔、ドイツとともに一時代を築いた歴史を持つ国といえばフランスだ。とりわけワインの名産地として知られるジュラ地方はフランスの眼鏡産業発祥の地であり、現在でも数こそ減ってはいるが、高品質なアイウエアを作るメーカーや工場が存在する。
今回、紹介するOGA(オーガ)という新進ブランドの新作眼鏡フレームは、そのジュラ地方で1880年に創業した老舗モレル社が立ち上げたもの。100年以上もの歴史を持つ老舗が作ったのだから、クラシックなモノ作りに徹しているかと思いきや、写真をご覧の通り、実に先鋭的なデザインと製造技術が用いられている。その中でも出色の出来映えといえるのが、木材とポリカーボネイトを張り合わせた"ハイブリッド・テンプル"。深みのある色味の木材で重厚感を持たせながら、ポリカーボネイトでクリアなラインを引いてシャープさを演出する。安易に工芸品のような雰囲気に落とし込まない挑戦的なデザインワークが、このフレームに独特の存在感を与えるのにひと役買っている。また、このフレームは掛け心地に対する配慮も万全。木材部分は使用済みのウッドチップを圧縮して表面を滑らかに仕上げているため、肌触りは良好。さらに、ネジを使用しない独自のバネ丁番が、ソフトでありながら確かなフィット感をもたらしてくれる。
ちなみに、同ブランドのコンセプトメイクは、高機能バッグブランド"BOBLBEE(ボブルビー)"のデザインを手がけたジョナス・ブランキン氏。フェラーリやアルファロメオなどの高級車のデザインに携わった実績を持つ彼ならではの手腕もさることながら、そのコンセプトから具体的なデザインを起こし、自社工場で形にできるモレル社のポテンシャルの高さには、フランスの眼鏡産業の底力を感じざるを得ない。

文:遠藤 匠(YUBUNSHA) 写真:笠井 修

異素材を組み合わせた先鋭的なデザインは、現代建築からインスピレーションを得たもの。フロントのレンズリムは軽量なモネル製。特許技術を用いたバネ丁番の弾力との相乗効果により、見た目の重厚感からは想像もつかないほど、軽やかな掛け心地を生み出している。

ソフトな掛け心地を生み出すバネ丁番は、フレームにかかる負担を吸収することにもひと役買う。

OGA(オーガ)

アイテム:眼鏡フレーム
モデル名:2300シリーズ 64860
フロント素材:モネル
テンプル素材:リサイクルウッド、ポリカーボネイト
製造国:フランス
価格:5万7750円

お問合せ:
BRIDGE Co.(ブリッジ)
TEL.03-3479-5112

※この情報は、2009年8月11日の情報です。