09.09.09 UPDATE
インドの先住民族の歴史と伝統を表現
少数民族シリーズの最新モデルが登場
デルタから発売された少数民族シリーズの最新シリーズ「アディヴァシ」は、古代アジア太平洋地域の文化を感じさせる独特の紋様とデザインが魅力です。
広大で肥沃な大地を表しているかのようなダークブラウンとグリーンが印象的なボディのカラーリングは、まさに長い歴史に培われたインドの先住民族の象徴のよう。そして天冠には伝統的装飾デザインを施し、クリップは伝統民族弦楽器のサーランギを模しています。またキャップのリングは首飾りを、ボディのリングはブレスレットをモチーフにした装飾を施しています。
ところで、アディヴァシとは「はじめの人」といったような意味で、すなわち先住民のことです。ヒンディ/サンスクリット語を使用する、高い教育意識と政治的組織作りに長けた一部族が中央インドの東方から流れ着き、インド半島の大部分を占めるデカン高原で独自の文化を築き上げていったといわれています。とはいえ、インド人には多くの民族が入り混じっているので、アディヴァシはこの先住民族であると明確に示すことは困難なようです。要するに、インドの先住民族の総称に近いと考えていいのかもしれません。
いずれにせよ、固有の文化を持つアディヴァシは、農耕、狩猟、漁業などの第一次産業に携わっていましたが、さまざまな王朝や帝国による支配、さらにはイギリスによる植民地化、そして多くの乱や戦争を経てインドの近代化が進むなかで、歴史の片隅へと追いやられてしまいました。現在、彼らは政府や国連の援助の下で、伝統文化を維持し自立する道を模索しています。
アディヴァシの限定本数である1857本は、イギリスの植民地支配に対して起こった第1次インド独立戦争の年にちなんでします。
アディヴァシを持つことは、パソコンや携帯電話のメールでは得ることのできない、文字を書くことから得られる安らぎを手にすることでもあります。また、ペンを通して、人類の歴史と伝統文化を見直す時間を共有することでもあるといえます。コレクションのひとつに、ぜひとも加えたい1本ではないでしょうか。
文:有澤 隆 写真:笠井 修

DELTA(デルタ)
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アイテム:万年筆 シリーズ名:少数民族シリーズ アディヴァシ 胴軸素材:レジン、シルバー925 ペン先:18K 機構:サイドレバー式 サイズ:142mm(収納時)/159mm(筆記時) 重量:43g 製造国:イタリア 価格:14万7000円 |
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※この情報は、2009年9月9日の情報です。

