アクセサリー

09.12.09 UPDATE

東と西が出会ったラグジュアリーな場所
1930年代の上海に捧げるオマージュ

エス・テー・デュポン

ライターメーカーとして一世を風靡したエス・テー・デュポンが誇る、卓越した金銀細工技術を存分に活かした2009年の「上海」限定コレクション。
上海といえば清朝時代の中国で開港された数少ない港のひとつであり、1920年代には東アジア最大の都市として発展し、金融と芸術の中心地として栄えていました。この東洋と西洋の魅力が交錯する魅惑的な都市は「東洋の真珠」とまで謳われ、神話的な雰囲気にも包まれていました。エス・テー・デュポンは金属に中国漆を塗布する技術により、1930年代から上海と結びついていました。
今回の限定コレクション「上海」は、華麗な都市としてのイメージを持つ上海と、1930年代のヨーロッパのデザイナーたちの功績に敬意を捧げるものとして製作されました。すなわち、1920年代から1930年代にかけてヨーロッパの人々の憧れの的であった、魅惑的な中国を表現しているのです。
エス・テー・デュポンが最初の高級万年筆として1973年に発売した「クラシック」コレクションの流れを受け継ぐ「ネオ・クラシック プレジデント」をベースに、アールデコと中国文化の両方をイメージしたデコラティブなエレメントで飾られています。どこまでも深く沈み込むような琥珀色のラッカーの上に、魔法のように散りばめられた繊細なゴールドダストは、まるで遠くの暗闇の中に輝くスターダストのよう。今回のコレクションでは、このゴールドダストの色合いを、より美しい黄色に保つため、琥珀色のラッカーをボディに使用しています。また、上海の語源である「海の上」をイメージして海の形をしたプレシャスゴールドの象嵌が施されていますが、それは中国文化の伝統的なモチーフと、波を思い起こさせる現代的で詩的なグラフィックデザインとの融合でもあります。エス・テー・デュポンのラッカー職人と高級金細工職人による匠の技が、このような繊細で美しい芸術作品と呼んでもいいような万年筆を作り上げたのです。
なお、中国文化では数字の8は幸運のお守りとされていることから、クリップにはサンカラーの8個のシトリンが手作業でセットされています。そして製品は、幸運をもたらすように1088番までナンバリング。類まれなエス・テー・デュポンの優れた技と、新しい年の幸運を手にするためにも、「上海」をコレクションに加えられてはいかがでしょうか。

文:有澤 隆 写真:笠井 修

S. T. Dupont(エス・テー・デュポン)

アイテム:万年筆
シリーズ名:限定コレクション「上海」
胴軸素材:真鍮、ラッカー仕上げ、シトリン
ペン先:18K
機構:カートリッジ、コンバーター両用式
製造国:フランス
価格:321300円

お問合せ:
エス・テー・デュポン ジャポン
TEL.03-3448-1391
http://www.st-dupont.com

※この情報は、2009年12月09日の情報です。