アクセサリー

10.02.09 UPDATE

イタリアの実力派ファクトリーが展開する
お洒落&品あるバッグの新ブランドが日本上陸

F.CLIO(エフ・クリオ)

来る3月に日本デビューを飾る新進イタリアンブランド、F.クリオのご紹介です。
このブランドを展開するのは伊ミラノのバッグメーカー、ペレッテリア・クリオ社。15歳で馬具づくりからスタートし、旅行鞄や婦人鞄などの職人として活躍してきたボイスキィオ・ガルビアーティ氏と、その息子で、やはり15歳から鞄づくりに取り組んできたフルヴィオ・ガルビアーティ氏らによって1983年に設立されたメーカーで、ながらくOEMをメインに、クラフツマンシップに裏打ちされた手仕事中心のモノづくりに励む実力派です。そしてF.クリオは鞄大手のエース社とのパートナーシップにより、同社が満を持して立ち上げたメンズ&レディスのバッグと革小物の新進ブランドなのです。
ブランドコンセプトは「ITALIAN TREASURE」。すなわち、イタリアの太陽のような暖かさを感じさせるデザインを特徴とし、先述のフルヴィオ・ガルビアーティ氏がクリエイティブディレクターを担当。そのファーストコレクションを俯瞰しますと、ハンドメイドの味わいを見せつつも、イタリアらしい華やかさや軽快さを感じさせる、品のよいコレクションであることが理解できるでしょう。
さて、写真はそんな注目ブランドの小粋なブリーフケースです。まず、目を奪われるのが、外装に採用されているサテン調の高密度ナイロンです。これは日本でも有名なリモンタ社と並ぶイタリアの高級生地ファクトリー、サンティ社(1951年創業)にスペシャルオーダーした140デニールナイロン。その美しい発色と繊細で品ある風合いがなんとも魅力的です。しかも適度に厚みと張りがあり、耐久性に優れ、傷や汚れがつきにくく、撥水性ももつ機能素材でもあるのです。いっぽう、このナイロンを引き立てる付属素材として伊トスカーナ州フィレンツェの名門タンナー、ワルピエ社のオイルドレザーを採用。素朴で温かみを感じさせる風合いと、手に吸いつくようななめらかな触感が心地良い高級エイジングレザーです。
全体的にはシンプルなバッグなのですが、とりわけ感心するのがハンドルです。ワルピエの厚口レザーを3枚重ねにし、手仕事で縫製されているのですが、軽量なこのバッグには少々大げさではと思うほど硬く、堅牢なのです。グリップ性も上々で、ステッチに味もあるなど大変よくできたハンドルで、バッグのさまざまなディテールのなかでも、F.クリオがハンドルをことに重視していることを実感できるのです。
この2月にミラノにオープンした初の直営店に引き続き、3月には東京・銀座、大阪・梅田に日本におけるフラッグシップショップもオープンする予定のF.クリオ。さらにはヨーロッパやアジア各国への進出もうかがっているとのことで、これに潜在的な実力の高さも相まり、今後の展開が大変楽しみなのです。

文:山田 純貴 写真:猪又 直之

F.CLIO(エフ・クリオ)

シリーズ名:SANTONE(サントーネ)
品番:97401
素材:外装/伊サンティ社製140デニール高密度ナイロン(F.クリオのエクスクルーシブ素材、裏コート撥水加工)×伊ワルピエ社製ベジタブルタンドオイルレザー 内装/コットン(ボルドーカラー)
サイズ:W38×H28×D10cm
カラー:アイボリー(写真手前)、アイスブルー(左)、オレンジ(右奥)など全12色展開
価格:4万950円

お問合せ:
F.クリオ カスタマーサービス
TEL.0120-885-632

※この情報は、2010年2月9日の情報です。