アクセサリー

10.02.24 UPDATE

手漉きならではの感触を味わえる
ベルギー製オリジナル クラウンミル

ORIGINAL CROWN MILL(オリジナル クラウンミル)

万年筆、ボールペン、シャープペンシル、鉛筆などの筆記具にはこだわっても、紙にはわりと無頓着な人が少なくないようです。紙にこだわるのは、書道をたしなんでいる一部の人々のみといっても、必ずしも言い過ぎとはいえないのではないでしょうか。特にノートなど文字を書くための紙のほとんどが洋紙ですから、紙といえば洋紙と当たり前のように思うようになっているのかもしれません。
ところで、そもそも和紙と洋紙はどう違うのでしょうか。和紙がコウゾ、ミツマタ、ガンピを主原料にして植物繊維のみで作られるのに対して、洋紙は木材パルプや綿、麻などの主原料にさまざまな薬品などを加えて作られます。純粋に植物繊維だけで作られる和紙は非常に長い保存力を持ち、正倉院に残されている和紙のように1000年以上を経た今でも使用可能なものがあるほどです。また、和紙といえば手漉きの紙と思っている人も多いと思いますが、洋紙にも手漉きの伝統はあるのです。その伝統を伝えているのが、ベルギーの「オリジナル クラウンミル」です。
創業は1870年。ベルギーのブリュッセルで、フレデリック・ぺルティエールが製紙の脱水工程で用いられる金網のワイヤーの跡があるレイドペーパーの製造を行ったのが始まりです。このレイドペーパーは17世紀にチャールズ王の任命により、ベルギーのラ・フルプにある修道院の修道士たちによって水車小屋を利用して作られるようになったライティングペーパーを模したものです。この水車小屋は1478年に、当時ベルギーを治めていた神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の許可を得て、修道士たちによって建設されたものですが、クラウンミル(王様の水車)という名称にはこうした由来があるのです。
オリジナル クラウンミルのレイド ペーパーは、ツルツルでもさらさらでもなく、微妙な凹凸が紙の表面にあり、これが万年筆と非常に相性がよく感触のいい安定した書き心地を生み出してくれます。
このたび、新しく登場した色鮮やかなカードセットは、堅牢で紙面につやのあるベラム ペーパーを使用したもの。上質な素材ならではの発色の良さがオリジナル クラウンミルのもうひとつの魅力になっています。気分に合わせて使うことはもちろん、相手に伝えたい気持ちをカラフルな紙に込めてみるのもいいかもしれません。封筒も用紙と同じ紙とカラーなので、手紙を書くことが今まで以上に楽しくなるに違いありません。
パソコンが普及して、たとえ万年筆を愛用している人でも手書きの手紙などを書くことは少なくなっている今日この頃。万年筆は宛て名書きや署名だけというのではもったいないと思いませんか。オリジナル クラウンミルを使って、個性とぬくもりを感じさせてくれる手紙を書いてみてはいかがですか。

文:有澤 隆 写真:猪又 直之

ORIGINAL CROWN MILL(オリジナル クラウンミル)

アイテム:カードセット(10組入)
サイズ:105mm×155mm(カード)、114mm×162mm(封筒)
カラー展開:全14色
価格:2,200円

お問合せ:
アイハラ貿易株式会社
TEL.088-602-2122
http://www.aiharaboeki.co.jp

※この情報は、2010年2月24日の情報です。