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10.03.09 UPDATE

ゴールドファイルの定番「オックスフォード」が
メイド・イン・ジャパンでみごと復活しました!

GOLDPFEIL(ゴールドファイル)

ドイツの名門ゴールドファイル(1856年、オッフェンバッハでルードヴィッヒ・クルム氏とその息子らにより創業)の行く末を気にかけるファンは少なくないでしょう。本国のエガナ・ゴールドファイル・ヨーロッパ・ホールディングがブランドを一時休止したのは一昨年(2008年)夏のこと。その動向が注目されているのですが、現在、本国ではブランド再興の動きが進行中とのこと。いっぽう、日本では国内での商標を獲得したプレリーシミズ(株)(以下、プレリー)が今春、新生ゴールドファイルの展開を本格始動させます。ちなみにプレリーは1957年、ベルト・袋物メーカーの清水製作所として大阪に創業。数々のOEMを手がけつつ、現在「プレリーギンザ」「プレリー1957」「ル・プレリー」などのオリジナルブランドを展開し、幅広い層から支持される実力派の革小物メーカーです。
写真は、そのプレリーが手がけた、ゴールドファイルを代表する定番コレクション「オックスフォード」の3アイテムです。さすがといいますか、仕立ても仕上げもドイツ製に勝るとも劣らぬみごとなもので、メイド・イン・ジャパンに対する信頼感を抱くに十分な出来栄えです。
いっぽう、ゴールドファイルのアイコンともいえる、深みあるバーガンディカラーの革はドイツ製。聞けば、供給元だったタンナーは廃業したものの、幸い、元従業員がドイツ国内の他のタンナーに移り、同じレシピでこの革を生産しているとのこと。かつて独カール・フロイデンベルクが皮革生産を終了させた際、ボックスカーフの製革法が独ワインハイマーに継承された例がありますが、このときは革の質感がやや異なるものになったと記憶しています。しかし「オックスフォード」のこの革については再現が完璧で、以前のものとほとんど見分けがつきません。すなわち、手仕事による「刷り込む→拭き取る」という手作業の繰り返しによって残された黒の染料がバーガンディの下から透けて見えるという、その無二な美しい表情は健在というわけです!
私たちはこれまで、長い歴史を背負ったブランドが他の資本に売却された後、その特色を失ったり品質を落としてしまったという例をいくつも見てきました。しかしゴールドファイルについては、そうした心配は無用のようです。この名門ブランドをリスペクトし、伝統を堅持しようと努めるプレリーの粋が感じられ、それが何より嬉しいのです。

文:山田 純貴 写真:猪又 直之

GOLDPFEIL(ゴールドファイル)

コレクション名:OXFORD(オックスフォード)
素材:表版・内造り/牛革(ドイツ産)、ポケット内装/ブランドロゴ入りジャカード織り、金具/真鍮のオロキアーロカラー
カラー:バーガンディ ※他にブラック、スコッチもあり
製造国:日本

写真左奥から
コインケース付き二つ折りウォレット W10.6×H9.2cm 2万1000円
ロングウォレット W18.8×H9.2cm 2万6250円
キーケース W11.7×H6.3cm 1万500円

お問合せ:
ゴールドファイルインターナショナル
TEL.03-5159-2229
http://www.le-prairies.com/

※この情報は、2010年3月9日(火)の情報です。