アクセサリー

10.03.24 UPDATE

200年の伝統を受け継ぐライヨール
ペーパーナイフを超えた逸品をデスクに

LAGUIOLE(ライヨール)

ペーパーナイフは文具、すなわちステーショナリーであるためか、ナイフなどのメーカーから発売されているものは非常に少ないようです。刃付きのナイフと異なるデザインを持つものが多いのも、刃物ではなくステーショナリーであることを見た目でも示そうとしているのかもしれません。
ところがライヨールのペーパーナイフは刃物のナイフそっくり。それもそのはず、ライヨールはもともと、柄が緩やかにカーブしたソムリエナイフで世界中に知られるナイフが誕生したフランス南西部にある小さな村の名前であり、そこで作られるナイフのブランドだからです。ライヨールの名をとってナイフを製作しているメーカーは他にもありますが、今回紹介しているライヨールは、Forge de Laguiole(フォルジュ・ドゥ・ライヨール社)のもの。フォルジュ・ドゥ・ライヨールはライヨールナイフの伝統を受け継ぎ1987年に創設されたメーカーですが、フランス特許庁が公認した「ライヨール原産地証明」を刀身の根元に刻印できるメーカーであり、ライヨール村で部品製造から組立までをアトリエ方式で一貫生産している唯一のメーカーでもあります。
ライヨールナイフにはいくつかの象徴的なデザインが取り入れられています。何よりも特徴的な刃の形は、この地方に生育する木の葉の形であり、緩やかに流れるようにカーブした柄はこの地方で飼われている羊の後ろ脚をイメージしたものです。また、その柄には3つの金属のドットがデザイン的に打ち込まれていますが、それは水滴あるいは星をイメージしたものといわれています。そしてさらに、その3つあるドットの真ん中のものを中心に小さな6つのドットで十字架をデザイン。それはその昔、牧童たちが放牧のために山小屋で生活をしなければならず、そのときにナイフを地面に刺して柄の十字架に祈りを捧げたことの名残です。
ペーパーナイフとはいえ、その握り具合や使用感は、ライヨール村の生活必需品として作られたライヨールナイフの特徴をしっかり受け継いだものであり、一度使ったらもう手放せなくなるに違いありません。本物だけが持つよさを実感してください。

文:有澤 隆 写真:笠井 修

LAGUIOLE(ライヨール)

アイテム:ペーパーナイフ
素材: ステンレス
サイズ:全長19p 刃長9.5p
製造国:フランス
価格:写真上から16275円(ねず)/10500円(スタミナウッドブラウン)/14700円(牛角)/16275円(このてがしわ)

お問合せ:
インターコンチネンタル商事
TEL.03-6230-2577

※この情報は、2010年3月24日の情報です。