アクセサリー

10.04.13 UPDATE

オールレザーの純イタリア製なのにリーズナブル!
しかも軽くて薄くて、ほんのり色っぽい!

L‘ARCOBALENO(ラルコバレーノ)

革小物の世界で、今、ちょっとした"革命"を巻き起こしているブランドがあります。
それが今回、ご紹介のラルコバレーノ。イタリアを拠点に活躍するデザイナーと、某メゾンの製品も手掛けているイタリアの老舗ファクトリーのコラボレーションにより、2008年にスタートしたブランドです。
さまざまな革小物ブランドがあるなか、ラルコバレーノが注目されている理由は、このブランドが掲げるモットーにあり、それがすなわちブランドの個性にもなっているのです。
モットーの第一。それはオールレザーへのこだわりです。高級革小物の多くは表版や内造りは革でも各ポケットのライナーはナイロンだったりしますが、ラルコバレーノの製品では徹底的にオールレザーが貫かれ、しかもどの皮革素材もイタリア製というこだわりようです。ちなみにブランドのアイコン素材である角シボ入りエンボスレザーはイタリアの名門タンナー、ヴェッキオ・トスカーナ社の「ミニフランジ」という、ベジタブルタンニン×クロームの混合なめしの後に特殊な染色が施された高級素材。実は、これはイタリアの某名門皮革製品ブランドも採用するプレシャスレザーで、豊かな発色性をもち、軽量で、しかも使うほどに味の出るエイジングレザーでもあります。
第二にメイド・イン・イタリアに徹している点。それも熟練した技術をもつアルティジャーノの手仕事によって製作されています。イタリアブランドでありながら、実は海外生産というケースが増えている昨今ですが、このブランドは実直にイタリア生産の、それも自社生産を貫いているのです。
また、軽さと薄さへのこだわりも重要な特長でしょう。たとえば写真のカードケース。それぞれの革パーツを耐久性を犠牲にすることなく限界まで薄く剥き、仕立てられています。ことにカード段など何枚もの革が重なる部分では、前段を除く各パーツのコーナーを大胆にカットしたうえで、それらに設けたのりしろを背板のスリットに差し込むという非常にユニークな構造を採用。これによりコバを2mm程度の厚みに抑えてある、という具合です。くしくもこの1、2年、薄作りの財布やカードケースが注目を集めていますが、ラルコバレーノは独自の手法でそうしたトレンドに応えているわけです。
第四のこだわりは、その個性的なデザイン。既存の高級革小物にはないデザインや機能は、このブランドの最もわかりやすい個性といえましょう。写真のコインケース2型のようなダブルフラップ、トリプルフラップのデザインもとても新鮮な印象ですし、しかも小銭などの仕分けがしやすいなど使い勝手の面でも利点があります。聞けば、このデザインはイタリアの伝統的な民芸品に散見するものとかで、それをより洗練化させ、本格的な革小物に取り入れたのがこれらの製品です。
こうした独特の個性に加え、イタリア製品らしい色っぽさがあるのもラルコバレーノの魅力であろうと筆者は考えます。それは色使いであったり、光沢のある塗料で仕上げられたコバであったり、直線と曲線を巧みに組み合わせたパターンであったり・・・・。"使い勝手がよくで、軽くて薄くて、ちょっと色気のある革小物"を探し続けていた人たちのニーズにズバリッとハマったのが、このラルコバレーノなのかも。それでいてお値段はお手頃なのですから、この人気ぶりも当然のことなのでしょう。

文:山田 純貴 写真:猪又 直之

L‘ARCOBALENO(ラルコバレーノ)

アイテム:革小物3型
ライン名:LINEA MONOCOLORE(モノコローレ)
メイン素材:伊VECCHIO TOSCANA(ヴェッキオ・トスカーナ)社製「MINI FRANZ(ミニフランジ)」エンボスレザー
サブ素材:イタリアンソフトタンドレザー
製造国:イタリア

写真手前/3つポケットコインケース 1万4175円、中央/2つポケットコインケース 1万3125円、奥/カードケース(札入れ付き) 1万7325円

お問合せ:
エンメ
TEL.03-6804-6148
http://emme.jp/

※この情報は、2010年4月13日(火)の情報です。