アクセサリー

10.06.15 UPDATE

「素材」「技術」「実用性」の"三価"の
バランスが絶妙なお洒落&軽量仕事鞄

TRIVALENTE(トリヴァレンテ)

この10年ほどのブリーフケースのトレンドを振り返ると「ナイロン系→キャンバス系→オールレザー系」と来て、この数年は再びナイロン系に回帰しています。考えますと、これはビジネススタイルのカジュアル化の現われであり、また"軽快さ"が好まれる昨今のファッション志向を反映したものであるともいえるでしょう。そして、そうしたなか、人気セレクトショップなどで今、人気上昇中なのが、このトリヴァレンテです。
このニューカマーは、1971年にミラノに創設され、さまざまな一流メゾンの製品も手がけてきたファクトリーが、長年にわたり培ってきた技術や感性を駆使し、「効率ではなく、仕上がりの美しさを最優先するモノづくり」をコンセプトに、2008年にスタートさせたハウスブランドです。イタリア語で原子価における「三価」を意味する、このブランド名は「Lusso(豪華)」「Artigianalita(職人)」「Utilita(実用)」の"三価"が一体となったブランドであることを表明しています。それを写真のブリーフケースで見てみますと、たとえば外装に繊細で発色美しいサテン調の伊リモンタ社製高密度ナイロン×名だたる高級ブランドも採用するベルギーの高級タンナー、マシュア社のタンニンレザーを惜しまず使って「Lusso」を表現。手縫いも取り入れるなどして心地よいグリップ感を生み出すハンドルに象徴される、職人の熟練した手仕事で「Artigianalita」を、また、一見してシンプルでありながら、出し入れ頻繁な小物が収まるインポケットをアウトポケットに集約させるなど、ユーザー目線の設計で「Utilita」を実現、という具合で、これら3要素が実にバランスよく融合されていることが理解できます。また、そのハンドルのコバ塗りにもこだわりがあり、あえてここに革の色に対しハイコントラストなカラーを取り入れることで、控えめに色気を主張。こうしたデザインもまた、なかなかに魅力的なのです。
そして手に持ては軽く、見た目も軽快であるなど、イマの気分にもしっかりマッチ。スーツ、ジャケットのどちらのスタイルにも違和感なく合いますから、デイリー使いの鞄としてお薦めできるのです。

文:山田 純貴 写真:猪又 直之

TRIVALENTE(トリヴァレンテ)

アイテム:ジップブリーフケース
素材:外装/伊リモンタ社製ナイロン「デイヴィス」×ベルギー・マシュア社製ベジタブルタンニンレザー、内装/コットン、ハードウェア/ニッケル鏡面仕上げ
カラー:ブラック×ベージュ、ネイビー×ベージュ(写真)、カーキ×ベージュの全3色展開
製造国:イタリア
価格:6万9300円

お問合せ:
エンメ株式会社
TEL.03-6804-6148
http://www.emme.jp
mcoltd@emme.jp

※この情報は、2010年6月15日(火)の情報です。