メンズシューズ

09.06.05 UPDATE

乗降のたびに履きかえる必要なし!
ためらわず街履きできるドライビングシューズ

STEFANO GAMBA(ステファノ ガンバ)

イタリアには大小さまざまなシューメーカーがあまたあります。アメリカやイギリス、フランスなどにはそれほど多くは存在せず、主だったブランドはすでに日本上陸済みなのですが、イタリアからはいまだ、毎年いくつものファクトリーブランドが日本にデビューしているのです。なにやらイタリアンパワーを感じてしまうわけですが、今回ご紹介するステファノ ガンバもまた、日本ではまだ馴染みは薄いものの、長年にわたる実績と優れた技術力を誇るイタリア発のシューズブランといえるでしょう。
1960年代終わり頃、靴職人ラッゼリ氏がフィレンツェ近郊に靴工場を開いたのが、このブランドの始まりです。以後、一流百貨店のオリジナルや有名ブランドのアイテムなども手掛けつつ、3代にわたり、伝統的な製靴法にトレンド感を融合させた高品位な靴を生産し続けています。現在、全生産量の約80%をアメリカやアジア諸国に輸出。日本ではドライビングシューズの人気が高いようですが、ほかにもデッキシューズ、サンダル、スニーカーといったカジュアルなフットウェアに加え、マッケイ製法によるドレスシューズなども生産しています。
ところで写真は、この春夏に展開され好評を博しているスエードのドライビングモカシンです。実物に触れるとわかるのですが、非常にソフトで反(かえ)りがよく、軽量な靴で、カーフスエードの風合いには上質さが感じられます。また、モカやその両端のビーフロールと呼ばれる補強ステッチ、バックステイなどに施された手縫い風の味わいあるステッチにはあえて革とは異なる色の縫製糸を使うことで、この靴全体の印象をよりカジュアルなものにもしています。さらに、木型はイタリアらしい細みのもので、トウや甲が低く、バックステイに向かって高くなっていく独特のフォルムがユニークです。
しかし、この靴をより個性的にしているのはソールなのではないでしょうか。モカシン底からラバーが突起する構造のドライビングソールなのですが、そのラバーがナブ状ではなく、接地面が広く取られていることから歩行時に安定性があり、耐久性も高いため、より街履き向けになっているのです。
つまり、これは運転用にはもちろん、クルマから降りる際にいちいち履きかえる必要がなく、そのまま街履きすることにもためらう必要のない実用靴なのです! しかもイタリア製でありながら大変リーズナブルであるうえ、この春夏の一大トレンドともいえるデッキシューズ風のデザインであることもなかなに嬉しいポイントといえるでしょう。

文:山田 純貴 写真:新城 孝

ラバーがモカシンソールから突起するドライビング対応コンビネーションソール。ラバー個々の接地面が広いため、足元が安定し、街履きして疲れにくい。また、バックステイにもラバープロテクターが設けられている。

STEFANO GAMBA(ステファノ ガンバ)

アイテム:ドライビングモカシンシューズ
モデル名:AMALFI(アマルフィ)
モデル番号:5011
製法:モカシン
アッパー:カーフスエード
インテリア:アンラインド仕様(セミヌバック仕上げ)、スエード製インソック装備
ソール:モカシンソール×ラバーのコンビネーション
カラー:コーヒー(写真)など
製造国:イタリア
価格:2万2050円

お問い合わせ:

エリオポール代官山メンズ
TEL.03-3464-6480
http://www.interbridge.co.jp

※この情報は、2009年6月5日の情報です。