メンズシューズ

09.09.25 UPDATE

ハラコ使いがラグジュアリーな
エンジニアブーツは東京店5周年記念の激レア品

BUTTERO(ブッテロ)

ブッテロと聞くと、筆者はまず「マカロニウエスタン」をイメージします。なにせ筆者の子供時代、マカロニウエスタン、すなわちイタリア製作による西部劇はそれなりに人気があり、しっかり映画の1ジャンルをなしていたのです。「西部劇なのになぜイタリア?」だの「イタリア人ってそんなに西部劇が好きなのか?}などと疑問に思いつつ、暇にまかせ、日曜の午後などにテレビ放映されるのを見ていたものです。
そのブッテロとマカロニウエスタン。その共通点はイタリア発でありながらウエスタンをコンセプトにしている点です。
ブッテロの前身はマウロ・サーニ氏が1964年から自らの名で展開していたシューズブランドでした。そのサーニ氏が1973年、ローマにてイタリア人俳優でマカロニウエスタンのトップスター、ジュリアーノ・ジェンマ氏にスパゲットブーツをプレゼントしたところ、その靴が大いに話題に。そこでこのことをきっかけに、翌年、ブランド名を「ブッテロ」に改称。アメリカのウエスタンブーツやワークシューズの影響を受けつつ、それをイタリア風味にした個性的なフットウェアの展開を本格スタートさせたとのです。つまり、ブッテロの始まりにマカロニウエスタンがしっかりかかわっていたわけなのですね。
ちなみに同ブランドの靴はどこか土臭いけれど、スマートかつ小粋で、他のどのブランドの靴にも似ていない唯一無二の個性があって、それが最大の魅力です。日本でも'90年代半ば頃から人気となって、カジュアルシューズの定番ブランドとして定着しました。
さて、そのブッテロの日本初のオンリーショップ「ブッテロ トーキョー」がこの9月29日に5周年を迎え、10月中旬、その記念モデルをリリースします。写真のエンジニアブーツがそれで、人気モデル「B2450」をハラコに乗せ変えたものです。定番展開の「B2450」にはオイルドレザーのもの(黒のみ。税込8万2950円)とオイルドスエードのもの(黒、ベージュ、こげ茶。税込各7万2450円)がありますが、この限定バージョンでは記念モデルらしいスペシャル感をハラコ、すなわち毛付きのカーフスキンで表現。ラグジュアリーな毛並みが、元来がワーク顔のこのモデルをエレガントなものに見せています。
とはいえ、木型はブッテロうちで最もボリューミーな「マレンマ」が採用され、それに応えるようにソールもブ厚いトリプルソール(つま先まわりで厚さ1.4mm!)が取り付けられ、そのアッパーとソールの境界には防水性のためのストームウェルトが設けられるなどワークシューズらしい無骨さもあって、その佇まいはあくまで男っぽく、それが魅力的。少数生産とのことで、そのレア度も大いに気になるところです。
ちなみに本品はトーキョー店のみでの展開ですが、これ以外にも10月3日の「ブッテロ オーサカ」(TEL.06-6131-6510)オープン1周年も兼ねたいくつかの記念モデルが両店で展開されるとのこと。この秋冬は、例年以上にブッテロから目を話せません。

文:山田 純貴 写真:猪又 直之

記念モデルらしいラグジュアリーな素材としてハラコを採用。そのクラス感ある風合いが足元をセンスアップしてくれる。また、真鍮古美仕上げのピンバックルには、ブッテロらしい素朴な味わいが感じられる。

BUTTERO(ブッテロ)

アイテム:エンジニアブーツ
モデル番号:B2450
モデル名:ブッテロ トーキョー オープン5周年記念エンジニアブーツ
木型名:MAREMMA(マレンマ)
製法:ブラック製法
アッパー:ハラコ(毛付きカーフ) ※トップはスムースレザーでトリミング
ライナー:レザー(筒内壁はアンラインド仕様)
ソール:トリプルソール(アウトソールはヒールリフト一体型オリジナル「マイクロウレタンソール」)
メタルパーツ:古美調真鍮製ピンバックル
その他の仕様:L字型ストームウェルト付きオールアラウンドアウトステッチ採用
カラー:ブラックのみ
製造国:イタリア
価格:11万5500円 ※ブッテロ トーキョーにて2009年10月中旬発売

お問い合わせ:

ブッテロ トーキョー
TEL.03-5766-1718
http://www.buttero.jp

※この情報は、2009年9月25日の情報です。