メンズシューズ

10.02.26 UPDATE

波打ち際の散歩も、これならOK?
マリンからタウンまで履ける傑作リゾートシューズ

SWIMS(スイムズ)

以前、このコーナーでオーバーシューズ(雨などから革靴などを保護するため、その靴を覆うプロテクターシューズのこと)を取り上げたことがあるノルウェー発のブランド、スイムズが今回、再登場です。
本社を首都オスロに置くスイムズは2006年、ヨハン・リングダール氏によってオーバーシューズのブランドとして設立。さらにフットウェアのみならず、レインウェア、傘なども手掛け、レイン関連全般のアイテムを展開するユニークなブランドへと成長しました。日本には2008年に上陸を果たし、フラッグシップアイテムであるオーバーシューズがビームス、ユナイテッドアローズ、トゥモローランド、バーニーズ ニューヨークといった高感度ショップで取り扱われ、人気を博しています。
そんな個性派ブランドの新作が、写真のローファーです。それにしても、スリッポンに人気の真っ只中とはいえ、これほどインパクトのある靴にはなかなかお目にかかれそうにありません。ヴィヴィッドな色遣いと、それらの大胆な組み合わせもさることながら、この靴、ヴァンプ(アッパーの枠部分)などがウレタン製で、モカ(甲のフタ部分)がコットン製。ライナーはコットンメッシュで、ソールは独特のブロックパターンに成型されたラバーであるなど、革がいっさい使われていないのです!
では、これはスイムズの真骨頂たるオーバーシューズなのかというと、さにあらず。そうしたオーバーシューズの技術を活かし開発されたマリンシューズなのです。その証拠に、ヴァンプ側面に数カ所、スリットが刻まれていますが、これらが通気のほかに、靴中に浸入した水を排出するための排水孔の役を担っています。また、メッシュのライニングも素足履きが前提のものですし、クッション性に富むインソック(中敷き)は効率よく乾かすことができるよう、靴から取り出せるカップインソールになっています。
要は、これはビーチサンダル感覚で履くことができるスリッポン。いわゆるデッキシューズも本格的なものは波にさらされることが前提で作られていますが、革がいっさい使われていないこの「スイムズ ローファー」は、ある意味、そうしたデッキシューズの進化型であるともいえるでしょう。とはいえ、ソールはしっかりと作られていますから、街履きにも十分に対応。たとえばショートパンツとかロールアップデニムに、この靴を素足履きでといったように、これからの休日スタイルに違和感なくマッチし、その華やぎあるカラーをコーディネートの効果的な差し色にもしてくれそうです。

文:山田 純貴 写真:猪又 直之

靴の中に入り込んだ水はヴァンプ側面にあるスリット状の排水孔からすみやかに排出される。ちなみに、そのスリット越しにライナーのメッシュが、また、そのメッシュ越しにオレンジのカップインソールが見える。

SWIMS(スイムズ)

アイテム:ローファー
モデル名:SWIMS LOFER(スイムズ ローファー)
製法:セメント製法
アッパー:TPU(ポリウレタンエラストマー)×コットン
ライナー:コットンメッシュ
インソック:ウレタン製カップインソール
ソール:合成ラバー
カラー:ブルー×ライトグレー、レッド×ライトグレー(写真奥)、イエロー×ライトグレー、ライトグレー×ネイビー、パープル×ネイビー(写真手前)、オレンジの全6色
価格:1万6800円

お問い合わせ:

ジャック・オブ・オール・トレーズ
TEL.03-3401-5001
http://jackofalltrades.jp
http://swims.com

※この情報は、2010年2月26日の情報です。