メンズシューズ

10.03.19 UPDATE

ポップカラーがズラリッ! 遊び心も満点の
エコロジーな合成素材製スリッポン登場

SHUDY(シュディ)

生来、新しいモノや変ったモノが好きなので、この靴を初めて目にしたときは思わずニンマリしてしまいました。この春夏は昨年以上にデッキシューズが人気のようで、多くのブランドがそうした製品を展開していますが、このシュディなるブランドのスリッポン以上に個性的なものはないでしょう。街履き可能なドライビングシューズで、デザインがデッキシューズ風であることは特別ではありませんが、ソールはもちろん、アッパーにもライナーにも革が使われず(カップインソールには一部使用)、それら全てがTPU、すなわちサーモプラスティック・ポリウレタンの一体成型でできているのです。しかも甲のモカ、トップラインの鳩目とシューストリング、ヒールキッカー、ソールのペブルやアウトステッチなども全て型取りのイミテーションで、甲のスリットに通されたゴムのシューストリングも調整ヒモになっていません。なんだか冗談のような靴ですが、ウィットに富みながらも、実は大真面目な製品であることがわかりました。
この春夏にワールドデビューしたばかりのシュディは、1985年、ドミニコ・ディリッド氏によって設立されて以来、オリジナリティある衣料や靴、アクセサリーを展開している伊ミラノのブラックボード社のハウスブランドです。「Shudy」とは「Shoe+Ready(made)」の合成語で、これはレディメイドシューズ、すなわち既製靴のブランドを意味すると同時に、リサイクルやリユースをコンセプトしていることの表明でもあるようです。サーモプラスティック・ポリウレタンは合成素材でありながらリサイクル性が特徴のエコロジカル素材。しかも天然ゴムのように弾性や屈曲性に富み、軽量であるうえ、耐水性や耐久性に優れるという高機能素材でもあり、それゆえにこのドライビングシューズに採用されているわけなのです。
履き心地が気になるところですが、じつは革靴のように履き出し時の硬さやゴワつき感はなく、履き込まずともソフトなうえ、足にしっかりついてくるので、フィッティングさえ間違えなければ非常に歩きやすいのです。ちなみにカラーバリエーションは全8色で、ポップカラーも充実。買いやすい値段ですから、たとえば数色を揃えて、その日のコーディネートにマッチする色を選んで楽しむというのもいいかもしれません。

文:山田 純貴 写真:猪又 直之

ソールは縫合や接着ではなく、アッパーと一体成型されたもの。そればかりか本底のペブル(突起)、アウトステッチ、ヒールキッカー、切り替え、履き口まわりのシューストリングなども全て型取りされたダミーなのだ。

SHUDY(シュディ)

アイテム:ドライビングスリッポンシューズ
製法:一体成型
アッパー:TPU(サーモプラスティック・ポリウレタン)
ソール:ペブルソール ※素材はアッパーに同じ
インソック:ウレタンベースに本革全敷き ※着脱可
カラー:全8色展開
製造国:イタリア
参考価格:1万1550円

お問い合わせ:

トヨダトレーディング プレスルーム
TEL.03-5350-5567
http://www.shudy.it/
http://www.blackboard.it/

※この情報は、2010年3月19日( 金)の情報です。