メンズシューズ

10.03.26 UPDATE

レザースニーカー・ブームの火つけ役となった
あの名靴「メンフィス」が忠実復刻され再登場!

SANTONI(サントーニ)

10年ひと昔といいますが、高級レザースニーカーのブームから10年が経つと知り、つい数年前のことのようにも、ずっと昔のことのようにも感じました。調べましたら「エルメスのレザースニーカーがヒット中で、その新色が登場」なる1999年春頃の記事が見つかり、この前年に最初のモデルがリリースされたと推察しました。また、同時期にサントーニのレザースニーカーも日本に上陸。この2ブランドを追うようにして1999年秋冬、各社がこのカテゴリーに参入し、翌2000年に本格的なブームとなりました。当時、靴はドレスやカジュアルではコンフォート人気の真っ只中。昨今もコンフォート・ブームですが、当時の"コンフォート"はフィントウに代表される内振り&ボリューミーなフォルムが主流でした。また、スニーカーはハイテク系が飽きられ、レトロ系に関心が移り始めていました。つまり、こうしたコンフォート指向とローテク指向を背景に、レザースニーカーというそれまでにはなかったカテゴリーが現われ、人気を博したわけです。
このブームのいっぽうの立役者サントーニ(1977年、伊マルケ州でアンドレア・サントーニ氏が創業)もまた、これにより大きく飛躍することができました。同ブランドが日本に本格上陸を果たしたのは1994年のこと。ほどなくクラシコ・イタリアブームが始まり、他のイタリアンシューズブランドとともにその存在が知られるようになりましたが、レザースニーカー人気により、サントーニはさらなる成功を我が物に。とはいえ、同社がスニーカーを最初に手掛けたのはもっと早い時期だったようで、聞けば、現社長ジョゼッペ・サントーニ氏が1986年に米テネシー州メンフィスを訪れた際、あるスポーツ店で偶然目にした1950年代の野球用シューズがヒントとなり、1995年に展開をスタート。それが後年のブームを牽引することとなる、その名も「メンフィス」でした。つまりブームの5年も前から、サントーニはレザースニーカーをデビューさせていたのです。
そして今春、その往年の傑作「メンフィス」がアニバーサリーモデルとして復刻します! オリジナルを知る人にはこれは本当に懐かしく、とりわけ写真のブラウンカラーのブルガロカーフ・バージョンには強い印象をおもちのことと思います。聞けば、サントーニは初代「メンフィス」に何の変更を加えることなく、これを完全復刻させたのだとか。木型についても当時のオリジナルのフォルムを使用し、ブルガロカーフに至っては質感や風合い、名称までも再現したものとなっています。もちろん、ラバーソールも当時のものと同様のパターンですし、インソックなどのブランドロゴも旧タイプに戻す徹底ぶり。しかも、なんと値段は3万9900円というのですから驚きました。ちなみに、この価格。ヨーロッパのインポートシューズがどんどん値上がりしてしまった今にすれば、とてもお値打ち。あの頃、憧れたけれど買えなかったという方に、これは朗報なのではないでしょうか? もちろんオリジナルに親しみ、改めてもう1足という方にも嬉しいニュースといえるでしょう。

文:山田 純貴 写真:猪又 直之

SANTONI(サントーニ)

コレクション名:CLUB(クラブ)
品番:14719
モデル名:MEMPHIS(メンフィス)
ラスト名:MEMPHIS(メンフィス)
製法:マッケイ
素材:アッパー/BULGARO CALF(ブルガロカーフ)、ライナー/フルレザーライナー、インソール/カップインソール(活性炭入りフットベッドに天然皮革全敷き)、ソール/オリジナルラバーソール(ベージュ×ビスケットの2色・2層式)
カラー:ブラック、ブラウン
サイズ:ブラック=6.0〜9.5インチ、ブラウン=5.0〜9.0インチ
価格:3万9900円
展開予定:2010年4月末

※同型・同仕様でアッパーにエンボスレザー「ドーフィネ」を採用したタイプ(品番04719)もあり。ダークブラウン、ベージュの2色展開。 3万9900円

お問い合わせ:

サントーニ東京
TEL.03-3574-0923
Info@okunijapan.co.jp

※この情報は、2010年3月26日(金)の情報です。