メンズシューズ

10.05.28 UPDATE

英国靴のエントリーシューズとして、
また、雨の日靴としてこれはオススメです!

LLOYD FOOTWEAR(ロイド フットウエア)

今回は、この「クローズ・アップ」のコーナーで久しぶりの登場となるロイド フットウエア(1971年、東京・代官山で豊田茂雄氏により英国製アンティーク家具や古着などのショップとして創業)の、定番のスエードUチップをご紹介しましょう。
ロイドはオリジナルシューズの展開をスタートさせた1976年から一貫して、靴の聖地ノーサンプトンのファクトリーが製作した"メイド・イン・イングランド"の靴を展開するショップ。各商品のスタイルもブリティッシュトラッドそのもので、場合よっては英国のシューズブランドの製品より"英国的"ではないかと思うほど、その姿勢は徹底しています。しかも、ハイエンドの「マスター ロイド」を含めた全シリーズが価格に比して品質が高いのですから、英国靴好きにロイド・ファンが多いのも当然なのです。
いっぽう「重いし堅いから」と、英国靴の"お約束"であるグッドイヤー製法を敬遠する方もいらっしゃるでしょう。しかし「重い靴=疲れやすい」という認識は必ずしも正しくありませんし、堅いのは履き始めだけで、履き込めば反(かえ)りがよくなるうえ、中底が足の形に沈んでフィット感が増すという利点がグッドイヤー靴にはあるのです。
そして、そんなアンチ英国靴派(?)の方にもお薦めしたいのがこのUチップです。
Uチップというのが、まず第一のお薦めポイント。英国のドレスシューズというとなんだかお堅い印象(この"堅い"は見ため上のことです)がありますが、ほんのりフレンチカジュアルな雰囲気のあるUチップなら気軽に履くことができますし、昨今カジュアル化しつつあるビジネススタイルにも違和感なくマッチします。しかも本品の場合、「乗せモカ」と呼ばれるタイプのモカが小ぶりで、トゥにセンターシームが施された大変品のあるデザイン。ドレッシーすぎずカジュアルすぎない、この塩梅が絶妙です。
ところで、本品はロイドの靴の中で最もリーズナブルなシリーズの1モデルです。現在、この「Vシリーズ」はダイナイトソールを搭載するラインナップとなっており、それは本品も例外ではありません。お薦めポイントのその二は、このソールとスエードのコンビネーション。濡れてもシミになりにくいスエードと、水が染み込まないうえ、濡れた路面でも優れたグリップ性を発揮するダイナイトソールの、この組み合わせが雨の多い今の季節にもってこいだからです。加えて、ライナニングに採用されている英国製の革が通気性に富み、蒸れにくいというのも嬉しいポイントでしょう。
そして第三に、純英国製なのにアンダー3万円というお値打ち価格。この品質で、しかもグッドイヤーゆえ末長く履くことが可能であることを考えれば、これは本当に破格。「英国靴にトライしてみよう」という方も、これなら抵抗なく購入できるはずです。また、そうした英国靴ビギナーのみならず、雨の日にも気軽に履くことのできる1足として、これはとても心強い1足になることでしょう。

文:山田 純貴 写真:猪又 直之

LLOYD FOOTWEAR(ロイド フットウエア)

アイテム:Uチップダービーシューズ
シリーズ名:ロイド フットウエア Vシリーズ
品番:V2824/04
製法:グッドイヤーウェルテッド
アッパー:カウスエード
ライナー:英国製レザー
アウトソール:英ダイナイト社製ラバーソール(オープントラック仕立て)
トップリフト:英ダイナイト社製ラバーヒール
ウィズ:E
カラー:ブラック、カスタニア(ダークブラウン)の2色展開 ※同型・同価格でスムースレザーのブラック、ブラウンもあり
製造国:イギリス
価格:29,400円

お問い合わせ:

ロイド フットウエア 青山 TEL.03-3409-9335 ※営業時間15〜22時 無休
ロイド フットウエア 銀座 TEL.03-3561-8047 ※営業時間12〜22時 無休

※この情報は、2010年5月28日(金)の情報です。