メンズシューズ

10.07.23 UPDATE

ブルックス ブラザーズ別注オールデンは、
まさにアメリカントラッドシューズの本懐です!

BROOKS BROTHERS(ブルックス ブラザーズ)

アメリカントラッドの名門ブルックス ブラザーズ(1818年、NYにてヘンリー・サンズ・ブルックス氏により創業)の靴は、以前、この「クローズ・アップ」でパラブーツとのダブルネームを掲載しました(2009年1月30日アップデイト)が、今回は米オールデン社が製造を担っているコードバンウイングチップのご紹介です。
1960年代、アイビーファッションに目覚めた若者たちにとり、目の当たりにできない憧れの存在だったブルックス ブラザーズですが、そのうち、彼らの間で「ブルックスには馬の尻の革でできたローファーがあって、その履き心地がすごくいいらしい」との噂が広まっていきました。要はコードバンのローファーなのですが、当時の日本ではその革の靴を目にする機会はまずなく、高級ランドセルの素材として知られるのみでしたから、「いったいどんな靴なのか?」と彼らはあれこれ想像してみるばかりだったのです。
その"幻のローファー"は1979年のブルックス ブラザーズ青山本店オープンを機に日本に本格上陸を果たし、今日にいたるまで定番中の定番として"健在"。不朽の名靴として称賛されています。
今回ご紹介のウイングチップも定番モデルで、ローファーと同様、昔も今もオールデン社製。したがって製法はグッドイヤーで、アッパーは米ホーウィン社のシェルコードバンとなります。
オールデンのウイングチップというと、定番のダービータイプ(外羽根式短靴)がありますが、こちらはオックスフォード(内羽根式短靴)。しかも前者がコバと、そこに施されるアウトステッチが靴を全周するオールアラウンド仕様なのに対し、ブルックス ブラザーズのほうはヒールまわりにコバがなく、アウトステッチがウエストからトウ経由で反対側のウエストに至るブレスト・トゥ・ブレスト仕様なので、よりドレッシーに見えます。また、木型も前者が「バリーラスト」なのに対し、こちらはブルックス ブラザーズ専用の「M-75」。トウのシルエットが「バリー」に比してナローで、オールデン独特のインサイドストレート&アウトサイドカーブの形状が真上から見てもはっきりとわかります。そして、この木型の採用により、この靴の印象は無骨にして堂々たる、まさにアメリカントラッドシューズの本懐を体言したものとなっているのです。
オールデン定番のモデルも魅力的ですが、よりビジネス顔のコードバンウイングチップをお探しの方には、こちらのモデルがズバリ、お薦めです。ぜひ一度、店頭でその"オーラ"を体感してください。

文:山田 純貴 写真:猪又 直之

BROOKS BROTHERS(ブルックス ブラザーズ)

アイテム:フルブローグオックスフォードシューズ
製法:グッドイヤーウェルテッド
木型:M-75
アッパー:シェルコードバン(米ホーウィン社製)
ライナー:フルレザーライニング
ソール:シングルレザーソール(オープントラック仕立て)
カラー:ブラック、ダークバーガンディ(No.8)の2色展開
製造元:米オールデン社
価格:9万4500円

お問い合わせ:

ブルックス ブラザーズ ジャパン
TEL.03-3403-4990
http://www.brooksbrothers.co.jp

※この情報は、2010年7月23日(金)の情報です。