メンズシューズ

10.11.05 UPDATE

スニーカー並みの履きやすさに加え、
冬場のコーディネートを格上げする大人の上品ブーツ

TOD’S(トッズ)

イタリアの名門トッズのアイコンといえば、やはりラバー・ペブル(ゴム突起)付きソールが採用されたドライビングモカシン「ゴンミーニ」でしょう。この画期的なモカシンソールが開発されたのは1979年とのことですが、このときが今日、グローバルなラグジュアリーブランドへと成長を遂げたトッズの誕生にもなったのです。
そのゴンミーニモカシンの魅力は、反りがソフトで、軽量で、蹴り出しも軽快。しかも手袋のように優しく足を包み込んでくれる、そのコンフォタブルな履き心地が、厳選された素材の上質感やトッズ独自の高い製靴技術、洗練極めたエレガントなデザインと結び付いているという点にあって、それが世界中のセレブらを魅了しているのです。
今回紹介するのは、1980年代後半に誕生し、フィアット・グループの元会長であるジャンニ・アニエッリが履いていたことで人気になったウィンターゴンミーニ。ゴンミーニのテイストを受け継ぎつつ、より堅牢で、ほどよく厚みのあるラバーソールが採用されたブーツのコレクションです。ドライビング仕様ではないものの、ソールのパターンにラバー・ペブルが配されており、ヒールアップ部にもそれらをモチーフ使いし、ブランドアイデンティティを主張しています。また、軽快&ソフトな履き心地もゴンミーニと同様。要は、秋冬にも"ゴンミーニ気分"が味わえる靴であるわけです。
写真のレースアップは、そのコレクションの今季モデルの1足。ちょっぴりミリタリー風ですが、無骨さとは無縁で、ほんのり膨らみを帯びたラウンドトゥが愛らしく、スマートな木型と、それに呼応する細く長い筒部分が大変スタイリッシュに見え、トッズらしい品の良さを感じさせてくれます。また、アッパーは控えめな濃淡で"味"を醸し出す上質オイルドレザーで、そこにホワイトステッチを入れることで、よりカジュアルな表情に見せているのも特徴といえるでしょう。
たしかに個性的なブーツではあるのですが、行き過ぎていない点もトッズ流で、したがってさまざまな大人のコーディネートに違和感なくマッチ。休日のリラックスしたカジュアルにはもちろんのこと、これならオンのジャケットスタイルにも品よく合うに違いありません。

文:山田 純貴 写真:猪又 直之

TOD’S(トッズ)

アイテム:レースアップブーツ
コレクション名:WINTER GOMMINI(ウィンター ゴンミーニ)
素材:アッパー/オイルドカーフ、ライナー:ソフトレザー、ソール:ぺブル付ラバーソール
価格:6万1950円

お問い合わせ:

トッズ・ジャパン TEL.0120-102-578
http://www.tods.com/

※この情報は、2010年11月5日(金)の情報です。