メンズシューズ

11.01.20 UPDATE

上品カジュアルにマッチするワークシューズを
お探しなら、ショセのこのブーツです!

CHAUSSER(ショセ)

昨年、創業10年を迎えたばかりのショセは、デザイナーの前田洋一氏が主宰するメンズ&レディスのシューズブランドです。同氏が手掛ける靴の多くにはイラストレーターのノーマン・ロックウェルが描いた1950年代のノスタルジックなアメリカンシューズにインスパイアされつつ、そこにほどよくヨーロッパ的なエレンガスを加味した、独創的な世界観が感じられます。
そこで、現在展開されている写真のブーツを見てみましょう。
この靴のデザインは、エンジニアブーツがベースであるようです。アメリカンワークシューズの1カテゴリーであるエンジニアブーツは作業現場で働く技術者のために開発された安全靴で、米レッド・ウィングのそれが非常に有名です。基本的にシューレースはモノが引っ掛かって危険であるため廃され、それに代え、甲ベルトで足にフィットできるようになっています。しかし本品では甲ベルトはそのままに、あえてレースアップとし、さらに脱ぎ履きを容易にするためでしょう、インサイドファスナーも装備されています。
また、プレーントゥであることや、アッパーとソールの縫合部がストームウェルト(元来は雨などの靴中への浸入を防ぐための仕様)であること、テーパードヒール(ヒールリフトが引っ掛かって抜けなくなるのを防ぐための仕様)が採用されていることなど、エンジニアブーツの基本ディテールは健在。たっぷりワックス加工が施されたベロアのアッパーもまた“ワーク的”素材です。が、そのいっぽう、膝下丈が一般的であるのをアンクル丈に変え、メタルのトゥカウンター(落下物から足先を守るための仕様)を廃するなどして、街履き対応にアレンジ。木型にしても、アメリカの伝統的なワークシューズの基本シルエットは残しつつも、よりスマートなシルエットにすることで洗練された印象に見せているのが前田流なのです。
すなわち、アメリカントラッドにモダン&スタイリッシュのエッセンスを独特のバランス感覚でミックスさせた靴のコレクション。それがショセなのです。このブーツにしても、いまどきな大人の品あるカジュアルに違和感のなく合うワークブーツをお探しの方にズバリ、お薦めできる一品であるといえるのです。

文:山田 純貴 写真:猪又 直之

CHAUSSER(ショセ)

アイテム:ショートエンジニアブーツ
品番:C-774
製法:グッドイヤーウェルテッド
素材:アッパー/ワックスドベロア、ライナー/アンラインド仕様、ソール/英国製ラグソール&ラグヒール(ダブルソール。オープントラック仕立て)
価格:5万8800円

お問い合わせ:

プリュス バイ ショセ
TEL.03-3716-2983
http://www.chausser.net/

※この情報は、2011年1月20日(木)の情報です。