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WALK-OVER(ウォークオーバー) プレーントウダービーシューズ

トレンドのマリンスタイルの足元に軽快&
ポップに映えるバイカラーのウォークオーバー

アメリカンカジュアルシューズの象徴として、日本でも1980年代から'90年代にかけて高い人気を誇ったウォークオーバー(1758年創業)がアメリカンファッションの衰退とともに消滅したのは'90年代中盤のこと。以来、その存在は半ば伝説化していましたが、2010年に商標権を取得した伊ASAP社がブランドを再興。かのホワイトバックスやダーティバックスにブリックソールという定番ダービーもアメリカ生産というかたちで忠実復活したのですから、古くからのファンならずとも嬉しくなるのです。
しかも、昔のウォークオーバーと少々異なるのは、J.プレスなども手がけるアメリカンファッション界のホープ、マーク・マクナイリー氏をデザイナーに迎え、ブランドの個性はそのままに、そこに“イマの気分”を取り込んだ“モダンアメリカン”というべきモデルも展開している点でしょう。今回ご紹介のモデルは、その好例と思われます。

ご覧のとおり、デザインやフォルムは前述した定番ダービー(現在では「ダービークラシック」と命名されています)そのもので、アッパーがスエード、ソールが軽量で弾性に富む発泡ウレタンあるのも同様なのですが、ヴィヴィッドなコンビネーションカラーにしたことで断然カジュアル度が増し、ポップで愛らしい顔つきに。しかも写真ではシューレースが、グレー×イエローではグレーの、ネイビー×グリーンではネイビーのものが通されていますが、実はそれぞれにソールとマッチングカラーのシューレースが付属しているので、それに付け替えて楽しむこともできます。

ところで、ユニークでウィットに富んだ、この「ダービー100'S」。本国ではレギュラーモデルにカテゴライズされているようですが、日本ではビームスのエクスクルーシブとして展開されています。そこで、同ショップのプレスからいただいたコメントを以下にご紹介します。これを参考にしつつ、この春夏の週末カジュアルの足元に、遊び心ある差し色を取り入れてみてはいかがでしょうか?
ホワイトバックスやダーティバックスと絶妙相性のチノパンスタイルにも、これはよく合いますし、しかもコーディネートの効果的なアクセントになります。また、今シーズンですとトレンドのマリンテイストをトップスに持ってくると、よりお洒落に見えるのではないでしょうか。たとえばネイビー地に白のパイピングが施されているブルゾンや、シャンブレー素材のアイテムを取り入れるとグッと今年らしくなるでしょう。

WALK-OVER(ウォークオーバー)
DERBY '100S、オールアラウンドグッドイヤーウェルテッド製法、グレースエード×イエローソール、ネイビースエード×グリーンソールの2色展開、アメリカ製、各2万9400円
問:ビームス 原宿 TEL.03-3470-3947
http://www.beams.co.jp
※この情報は、2011年4月25日の情報です。

 

文:山田 純貴 写真:猪又 直之