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GUIDI(グイディ) - イタリアの高級レザーブランドの新作ブーツは夏の大人スタイルを品よく格上げしてくれます

今回は、メンズやレディスの靴やバッグなどを展開するイタリアのラグジュアリーブランド、グイディと、その新作ブーツをご紹介しましょう。

1896年、ギド・グイディ氏、ジョバンニ・ロゼリーニ氏、ギノ・ウリー氏の3名により、伊トスカーナ州の古い製革業の町ペーシャ市にコンチェリア・グイディ・ロゼリーニ社が設立されたことが、現グイディ社の事始め。以後、今日にいたるまで同社はその地で製革業を営んでおり、各国のデザイナーらの要求に対応できる実力派の高級タンナーとしての評価を得るいっぽう、自社のバケッタ製法レザーを使ったハンターブーツでスタートさせたハウスブランド、グイディ・アンド・ロゼリーニも展開していました。
このブランドは2004年に終了。それに代わり、2005年秋冬に投入されたのが、現社長でデザイナーのルジェロ・グイディ氏が主宰するブランド、グイディです。そして、このブランドのメンズシューズには、①皮革は自社製のみを使用。②ホースハイドなどさまざまな皮革を使用。③素材の製法や加工において、自社開発の新技術を積極的に導入。④縫製などもペーシャ市にある自社工場で行う。⑤製法はグッドイヤーを採用、といったこだわりがあり、各製品は革に精通する同社ならではの個性的な革使いと、モード感ある洗練されたデザインを大きな特徴としています。
もちろん、それはご紹介のブーツも同様で、アッパーには、靴では大変珍しいピッグスエードが使われています。非常にコシが強いため、成型が難しく、したがって靴には不向きとされるピッグスキンですが、この靴に採用されているピッグスエードはグイディ独自の製革技術により、驚くほど柔らかく仕上がっており、しかも製靴の後、それをタンブリングで染色することでアタリを施し、履き込んだかのようなユーズド感を巧みに表現。この2次加工により、さらにソフトに仕上がったアッパーにフレックスなレザーソールが相まり、グッドイヤー靴ながら反(かえ)りのよい、足に優しい1足となっています。

ところで、このブーツ。薄いグレイスエードゆえ、実はさまざまなカジュアルに品よくマッチし、悪目立ちすることがありません。加えて、アンクル丈ゆえに七分丈やロールアップのパンツに合わせても違和感がありませんから、サマーコーディネイトの足元を飾るブーツとしてもお薦めできるのです。

GUIDI(グイディ) チャッカブーツ 120,750円
製法/グッドイヤーウェルテッド、素材/アッパー ピッグスウエード、ソール シングルレザーソール(オール丸コバ仕様。アンティークグレイ仕上げ)、製造国/イタリア

問:Lift étage TEL.03-3780-0163 http://lift-net.co.jp/ http://www.guidi.it/
※この情報は、2011年7月12日の情報です。

 

文:山田 純貴 写真:猪又 直之