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暮らしのお店探訪- 第7回 大蔵オリエンタルアート

和骨董とモダンインテリアの美しき融合

大切な飾り物や思い出の品、漆の酒器や焼き物の鉢など、大事に仕舞い込んで、年に一度のお目見えということも少なくないのではないでしょうか。
そんな年代物の日本の家具や調度品、器をモダンインテリアに取り入れて調和させ、シックで奥ゆかしいアレンジを提案してくれるお店があります。

東京・飯倉片町の交差点ほど近く、麻布台のそぞろ歩きにも思わず足を止めてしまう、趣ある佇まいの小さなお店。看板にかかる「大蔵」の名の通り、店内は「Treasure Box」のように沢山の宝物が詰まっています。お店の名前は「大蔵オリエンタルアート」。
ここには、ところせましと時代箪笥や建具、また伊万里や九谷などの陶磁器、漆器、花籠、そして火鉢や古民芸などの「インテリア骨董」が並びます。年代ものであるのに、どこか洗練されていて、モダンで、品の良いものばかり。日常使いとして実際に使用し、また、飾って楽しむことが出来るものを中心に構成されています。長く時を重ね大切に引き継がれたものだけが紡ぎ出す、特有の温かみある雰囲気に魅了され、ついつい買い足したくなってしまうリピーターも多いのだとか。

日本では蔵の奥に桐箱とともに仕舞い込んでしまうような大切な骨董品。一方、欧米ではそれらを訪れる方や自分のために、飾って眺めて楽しむのが一般的です。「大蔵オリエンタルアート」のオーナーは、そんな“飾る喜び”を欧米の方に教えてもらったとのこと。お店では、お客様のご要望にあわせ、その方のライフタイルや趣味嗜好を熟慮した上で、商品セレクトのアドバイスやインテリアコーディネイトの提案も行っています。
昨今、あらためて優れたメイドインジャパンが見直され、再び光を帯びて暮らしを彩るようになりました。和の年代物の家具調度品や器類をアクセントとして積極的にモダンな空間に取り入れ、上品なアレンジをぜひお愉しみください。
気候も良い季節、お散歩がてら覗いてみてはいかがですか?素敵な物たちとの出逢いがあるかも知れません。

大蔵オリエンタルアート
〒106-0041
東京都港区麻布台3-3-14
TEL & FAX 03-3585-5309
営業時間:10:00〜18:00
店休日:日・月曜
http://www.okura-art.com/jp

写真:猪又 直之 2010.11.10 UPDATE