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暮らしのお店探訪- 第15回 うつわ楓

うつわ楓

アクセサリーや洋服を選ぶように器も選んでいただけたらと笑顔で語る店主の島田洋子さん。自分に似合う一着を探す楽しみ、見つける喜びを器においても同じように感じて欲しいと。着替えるようにコーディネートも愉しんで、土ものとガラスや土ものと漆など素材の異なる組み合わせも面白い。食器に花を生けるのも使う方本人の自由。常に定番の作家ものが揃っていて、酒器や花器も味のある一点ものが多い。また普段使いこそ多種多様にとの思いから、使い勝手よく、使い回しが利いて、スタッキングもしやすい、ご飯茶碗やお湯飲み、急須、お皿、コーヒーカップなどが豊富に並んでいる。お店の棚自体がそのまま収納上手なお手本のよう。

まずは自分自身が好きな、使いたい、置きたい、飾りたいものを選んでいったという、焼きしめの具合や釉薬の表情が楽しい土ものから、回を重ねた企画展の置き土産のように鉄や錫、木地や漆物などの器も増えていったという。そして十三年が過ぎ、長年何世代にも渡って通って下さるお客様もでき、小さい空間ながらこまめな品揃えの変化を眺めに訪れては嬉しそうにお気に入りを抱えてお帰りになるとか。

まさに、楓も色づく頃、これからの季節に合わせ、器も衣替えしてみてはいかがでしょう。


<今後の企画展>
12月7日(水)〜11月12日(月)郡司庸久、慶子展(陶・磁)
1月25日(水)〜1月30日(月)山本哲也展(陶)
2月1日(水)〜2月14日(月)村上躍展(飯椀)

風情ある佇まいの外観


うつわ楓
〒107-0062 東京都港区青山3-5-5
TEL/FAX:03-3402-8110
E-mail:mail@utsuwa-kaede.com
営業時間:12:00〜19:00
定休日:火曜日、祝日
http://utsuwa-kaede.com
姉妹店:SHIZEN
http://utsuwa-kaede.com/shizen.html

写真:猪又 直之 2011.12.01 UPDATE

 

貝殻のあとが模様になつた多目的に使える片口

お行儀良く並ぶ日常の器たち

高い天井と大きな窓で狭さを感じない店内