2011年7月30日更新記事
日本を代表するシュークリエイター、坪内×福田×勝川のコラボ靴が誕生

伊勢丹が日本のモノづくりにフォーカスしたイベント、JAPAN SENSESで字句通りの夢のコラボを実現した。
シュートレンドを牽引する坪内浩氏、英国仕込みのテクニックをもつシューメーカー福田洋平氏、そして常識にとらわれない自由な発想が魅力の勝川永一氏。一線で活躍する彼らを同じテーブルにつかせた立役者は伊勢丹のアシスタントバイヤー、田代径大氏だ。
「3人とご一緒させていただく機会があり、改めて彼らの靴への情熱を知りました。で、ふと思ったんです。この3人で一つの靴をつくったら、面白いことになるんじゃないかって」
勝川氏の顔ともいうべき荒々しい風合いを備えるニベレザー、アメトラをデフォルメしたような坪内氏謹製のラスト&デザインをジョージ・クレバリーも手がけた一級のハンドソーイングで仕上げる。かつてなかった先鋭的なクラシック解釈であり、その掛け合わせは究極の酔狂といえるだろう。
コラボとは本来、参加したクリエイターの個性を尊重した上で生まれる予想もつかない化学反応が面白いわけで、その靴はまさにコラボを地で行く一足。粋な男なら素通りできない一足だ。

価格:31万5000円。納期:約6ヵ月。会期:8月3〜22日。うち13,14日は三氏が接客予定。

(写真左)「類いまれなチャレンジスピリットをもつクリエイターが勝川さんです。野趣溢れる風合いに引かれ、本来は先芯などに使われるニベをアッパーに応用する発想はその最たるものでしょう」。(中央)「坪内さんは紳士靴業界の生きるレジェンドです。唯一無二のラストにこれ以上ないマリアージュを見せるアッパーデザイン。単に格好いいものをつくるのではなく、そこにウィットを足す感性にも脱帽です」。(右)「福田さんの靴を初めて見たとき、大げさでなく一瞬時がとまりました。丁寧な仕事が生むディテールやバランスの美しさは本場のシューメーカー以上にビスポークらしいオーラを具えていました。一方で柔軟な感性もあり、このコラボを仕上げるのは彼しかいないと思っていました」(田代氏)
問:伊勢丹新宿店TEL.03-3352-1111


