20世紀初頭のコンピュータがない時代、データブックとして活用されていたシステム手帳。パソコンが普及した現在も多忙なビジネスマンにとって機能的なシステム手帳は必需品である。実用性はもちろんのこと、ビジネスシーンで人目にさらされる道具であるからこそ、好みのスーツスタイルにあう上質なものを選びたい。ファイロファックスは、1921年にイギリスで生まれたシステム手帳のパイオニア。第二次大戦中、ロンドン大空襲によりオフィスが壊滅し、当時の秘書が自身のファイロファックスに管理していた顧客名簿をもとに会社を存続させたというエピソードがある。パイオニアにふさわしく、素材、デザイン、機能、ディテールに優れた最高のシステム手帳として風格が漂っている。 ![]() フィンチリー手帳の中央を横切るホリゾンタル・ステッチがポイントになった、カジュアルにも使える「フィンチリー」。写真はもっともポピュラーな大きさであるバイブルサイズである。ビジネスにもちろん使えるが、心地よい感触の革質とキャメル色は、休日の予定を積極的に書き込みたくなってしまう。実際手にとってみると凹凸のある立体的なステッチ部分がとても収まりがよく、細部にまでこだわった仕上がりであることがわかる。 ![]() クロス レッドステッチ人気シリーズ「CROSS」の2007年限定デザインは、目の詰まった光沢のある上質イタリアンレザーに、クロスに走る深紅のステッチを施した、コントラストの美しい手帳だ。よく見るとストラップの中心にもステッチが施され、留めたときにちょうどクロスになる凝ったデザインになっている。これは自分が使って満足するだけではなく、周囲をも楽しませてくれる手帳でもある。ついつい、オフィスのデスクにさりげなく飾りたくなってしまう。 ![]() イートン「イートン」。その名からして英国のパブリックスクールを彷彿させる、トラディショナルなスタイルのシステム手帳である。素材には上質のラムスキンを使用。独特の柔らかなタッチは、ワンランク上を目指す人のために作られたプレミアムシリーズといえる。サイズは写真のスリム以外にスモール、バイブルが用意されている。カラーはブラックのみ。英国ブランドらしいこだわりだ。 |




