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かつては目利き自慢の骨董マニアたちが目立った骨董通りも、現在はおしゃれなブティックやセレクトショップ、カフェなどが増えて様変わりをしてきています。また、近くに表参道ヒルズができたことなどもあり、休日ともなれば幅広い年代の人たちがショッピングや散策に訪れます。
ピエール・クンツのブティックがオープンしたのは2003年10月。骨董通りが様変わりを始めた頃でした。スイス以外では初のオンリーショップであり、当時はまだ珍しかったレトログラード機構が話題を呼んでいたことに加えて、重厚な雰囲気をたたえたショップのつくりにも注目が集まりました。なぜなら、店内に入るには少しだけ勇気を必要としたからです。けれどもそれは、ピエール・クンツをじっくり見てみたいという人たちへのアピールでもあったのです。
ピエール・クンツの世界観を堪能できるゆったりと落ち着いた店内。
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青山通りから骨董通りに入り少し歩くとピエール・クンツ東京が見えてくる。
ピエール・クンツといえば、あらゆるモデルにレトログラード機構を採用していることで知られていますが、それだけが魅力の腕時計ではありません。実際に手に取ってみると、ケースや文字盤などに一流の時計職人ならではのこだわりがあることがわかります。ショーケース越しに見るデザインや面白さだけではないピエール・クンツの魅力に、重厚なドアを開けることで近づくことができるのです。
たとえばハートをモチーフにしたキュピドンの文字盤の下には、ハートをあしらったパーツや、矢をつがえたキューピッドをデザインしたパーツが組み込まれています。他にも様々なデザインが隠れていますが、オーバーホールなどのとき以外には、誰の目にも触れることがありません。そんなところに、一流の時計職人としてのピエール・クンツの矜持を感じることができます。
さあ、少しだけ勇気を出して重たいドアを開いてみてください。そこにはピエール・クンツの新しい魅力と楽しさが広がっているはずです。
東京都港区南青山5-11-8
TEL.03-3400-5717
http://pierrekunz.jp/
営業時間:12:00〜19:00 月曜定休
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