中古ウォッチに新しい世界が誕生するかもしれない。
そんな期待を抱かせてくれるのが、ワールド通商が運営するフランク・ミュラー ウォッチランド ギャラリーが、今年、4月よりに取り扱いを始めたプレミアム アプルーブド ウォッチ(Premium Approved Watch = P.A.W)です。
このP.A.Wとは「正規認定中古ウォッチ」のことで、正規輸入の新品腕時計とほぼ同等のメンテナンスとアフターサービスが受けられる「認定保証書」が添えられています。保証期間は1年。万一、不具合や故障が発生した場合でも、国内正規販売店ネットワークで対応しています。一般の中古ウォッチは保証のないものがほとんどで、メンテナンスに関してはその都度ユーザーが考えなければならないことが多いものです。そうした点でも、P.A.Wは画期的な商品といえます。
フランク・ミュラーウォッチランド東京の地階にあるフランク・ミュラー ウォッチランドギャラリー。
しかもそれだけではありません。P.A.Wは日本国内のフランク・ミュラー正規取扱店で発売されたフランク・ミュラーのなかから、プレミアム・プラス・プログラム(Premium Plus Program = PPP)と呼ばれる独自のシステムで下取りされた中古ウォッチのみを対象にしているのです。そして、買い取られた中古ウォッチは、スイスのウォッチランドで活躍している時計技術者にも勝るとも劣らない確かな技術力を持つ日本の技術者たちによって詳細に点検され、メンテナンスが施され、新品同様のコンディションを誇るP.A.Wとして販売されるのです。
フランク・ミュラーウォッチランドギャラリーが入る建物の7階で、約30名の時計技術者が修理とメンテナンスを行っている。複雑機構にも対応できる高い技術者集団がいるからこそP.A.Wが実現したのだ。
複雑機構を搭載したモデルは、そのほとんどがスイスにあるアトリエで、スイスの技術者によるメンテナンスがいわば常識と思われがちですが、ワールド通商テクニカルサービス部ではトゥールビヨンモデルも含めてフランク・ミュラーのすべてのモデルのメンテナンスを行っています。P.A.Wを支えているのは、発売以来高い人気を維持しているフランク・ミュラーの魅力はもちろん、正規輸入代理店ならではの販売実績と、スイスとの技術交流などをとおして育ててきた時計技術者にもあるといっていいでしょう。
素性の確かなモデルを、卓越した技術力で新品同様のコンディションに蘇らせた中古ウォッチ。それがP.A.Wなのです。
P.A.Wの真価はそれだけではありません。ブランド発足以来、非常に多くのモデルとバリエーションを発売してきているフランク・ミュラーならではの、さらなる魅力が見え隠れしています。
PPPで下取りの対象になるのは、国内のフランク・ミュラー正規販売店で発売されたモデルのみであることはすでに述べたとおりですが、そこにはもうひとつ条件が付加されています。買い取ってもらいたいモデルの発売価格よりも、高い価格のモデルを購入することが前提になるということです。新たに購入したいモデルから下取り査定金額を差し引いた価格で上級モデルへとアップグレード出来るのです。
これは単に買い替え促進を目的としたものではありません。たとえば代表モデルのひとつであるカサブランカにしても、これまで発売されたものには、文字盤、インデックス、針などにさまざまなバリエーションがあります。しかも、それらのほとんどが完売になっているため、いざ買い求めようとしてもなかなか手に入りません。
一方で、新たに発売されたモデルを求めたいという人はたくさんいるものの、そうした人たちの誰もが高価なモデルを何本も持つことができるとは限りません。なかには経済的な理由ではなく、年を重ねるにつれ、その人を取り巻く環境、趣味嗜好の変化により新しいモデルが必要になったという人もいるでしょう。
PPPは、そのような人たちが新しいモデルに買い替えしやすいようなシステムであると同時に、ヴィンテージを探しているコアなフランク・ミュラーファンの要望にも応えるシステムになっているのです。
実際、フランク・ミュラー ウォッチランド ギャラリーにはバルジューのオールドムーヴメントを搭載した初期のモデルなど、超レアなモデルもP.A.Wとしてラインナップされています。そうしたP.A.Wのすべてはフランク・ミュラー ウォッチランド ギャラリーのホームページに掲載されているだけでなく、東京・銀座にあるギャラリーで実物を確認することができます。
現在フランク・ミュラーを所有しているのなら、そして新しいモデルが欲しいと思っているのなら、ぜひともP.A.Wを検討してみてはいかがでしょうか。もちろん、レアなモデルや、ヴィンテージモデルを探しているのなら、毎日更新されているフランク・ミュラー ウォッチランド ギャラリーのホームページで、P.A.Wをチェックしてみてください。きっと新しい驚きが発見できるに違いありません。
文:有澤 隆 写真:新城 孝
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