吸い付くようにしやかなフィット感をもたらす英国老舗ブランド、デンツのグローブ。年齢を問わず、流行に流されず、さまざまなシーンや着こなしに無理なくマッチするグローブの最高峰といわれる存在です。マフラーと並んで、冬のお洒落小物であるグローブ。はずした時はコートの胸ポケットにインすれば単調になりがちなコートスタイルのアクセントになり、ぐんとお洒落に見せる事ができます。ポケットに手を突っ込んで縮こまって歩かず、グローブをはめ両手を振って颯爽と歩きましょう。
デンツのフィット感は、マスターカッター(親方裁断士)の技術と経験によるところが大きく、熟練した技術がはめたときのフィット感を生み出すのです。その使い心地は「手袋をしたまま新聞をめくることができる」といわれるほど。そのフィット感を生み出す工夫は、各所に施されています。手袋の縫い合わせ目が外に出ている「ブリックシーム」法は、革の重量が重いものに使用されています。その指先部分は伸縮性を生み出すために十字に縫製されており、指先が縫い目ですれない配慮をしています。甲の「ポインツ」といわれる3列の縫い目は、人差し指から薬指までの腱の動きを助ける役目があり、水かきの部分にあてがわれた小さな菱形のマチは指の自在な動きを妨げないためです。
使用するレザーには革手袋で最高の性質を有するペッカリー、ディアスキン、ヘアシープを使用。ペッカリーとは南米に生息する野生の猪豚で、厚みがあるにもかかわらず柔軟な繊維組織を持っています。水汚れに強く、硬くなりにくい性質を持ち合わせています。ディアスキンは北米産の鹿革で、数ある皮革の中でも非常に丈夫でありながら、きめ細かく柔らかいという特徴を持っています。そしてヘアシープは砂漠地帯に生息する羊の皮革で、薄く柔らかくなめすことが出来、肌に吸い付くように滑らかな感触をもち、その使い心地は最高です。
ライニングの中でも一番人気が高いのがシルクとカシミアです。カシミア・ライニングは、カシミア製品で定評のあるジョンストンズ社で特注したものを使用しています。
デンツは創業者のジョン・デントが1777年に英ウースターに設立するや、その品質や技術の高さが評判を呼び、手にしていることを忘れてしまうほどのフィット感を持つことから『シークレットフィット』と呼ばれ名声を博しました。1953年にはエリザベスU世女王即位式典の際、載冠式用手袋として採用。まさに名実共に英国のグローブを代表する存在なのです。


指先は十字に縫製されている。
縫い目が外に出る「ブリックシーム」法。
水かき部分の菱形のマチ。
甲の「ポインツ」といわれる3列の縫い目。
ペッカリー
ディアスキン
ヘアシープ
問:リーミルズエージェンシー TEL.03-3473-7007 http://www.dents.jp オンラインショップ:http://www.leamills.jp(2011年2月中旬展開予定)


